外付けオーディオ・インタフェース(以下、オーディオI/F)から音が出ない場合の確認項目の一例を示します。なお、ケーブル類の物理的な接続には問題ないものとします。
〔2018.7.11 初回掲載〕

1.WindowsはオーディオI/Fの接続を認識しているか

〔Windows7の例〕
まずはなによりもパソコンのOSがオーディオI/Fが接続されていることを認識している必要があります。
この例で使用しているオーディオI/Fは "Eleven Rack" という製品です。ここに載っていなければ当節以降の確認はムダです。

2.WindowsはオーディオI/Fを「既定のデバイス」として認識しているか

〔Windows7の例〕
WindowsがオーディオI/Fを認識しているのなら、コントロール・パネルにも表示されているはずです。
ここで確認しておきたいのはWindowsがオーディオI/Fを「既定のデバイス」と認識しているのかという点です。 「既定のデバイス」でなければならないというわけではありません。 むしろ「既定のデバイス」でないほうが良い場合が多いと思います。 当節以降の確認で問題が生じた場合は「既定のデバイス」を外してみたほうが良いかもしれません。
いずれにしてもWindowsがオーディオI/Fをどのように扱っているのかは把握していおきたいところです。

3.CubaseのVSTオーディオシステムにオーディオI/Fが指定されているか

〔Cubase Pro 9.5の例〕
ここからはCubaseの設定確認です。
Cubaseで使用するオーディオI/FはこのVSTオーディオシステム・パネルのASIOドライバーの指定で決まります。ASIOドライバーは使用するオーディオI/Fのメーカーが同機用に提供するものを指定します。

4.Cubaseのスタジオコネクションの「出力」もしくは「Control Room」タブは正しく設定されているか

〔Cubase Pro 9.5の例〕
VSTオーディオシステム・パネルで指定したオーディオI/Fにある出力ポートのうち、Cubaseで実際に使うものはスタジオコネクションの「出力」に定義されている必要があります。

ただし、Control Room Mixerを使う場合は「Control Room」タブだけ定義されていればOKです。「出力」タブは未接続で構いません。

5.オーディオ・トラックの出力バス設定は正しいか

〔Cubase Pro 9.5の例〕
音が出るはずのトラックのインスペクターの出力先(出力バス)はオーディオコネクションに定義したものである必要があります。

6.オーディオ・トラックのモニター・ボタンがオンになっていないか

〔Cubase Pro 9.5の例〕
音が出るはずのトラックのトラック名下のスピーカー・マークのボタンがオンになっていると録音済みの音声ではなく入力音声が出力されます。 録音終了後はこのボタンをオフにする必要があります。
このボタンの振るまいについては環境設定にて変更の余地がありますが、ここでは割愛します。

7.各種インジケータの動きはどうなっているか

〔Cubase Pro 9.5の例〕
トラック名横のレベルメーター【@】が上下していればそのトラックは指定された出力バスに音声を送り出しています。
そしてトランスポートパネルのレベルメーター【A】が上下していればCubaseは出力バスの音声をオーディオI/Fに送り出していると考えてよいと思います。


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