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6. 読み込んだインストや耳コピの元音源からコードトラックを作る - Cubase

Create a chord track from the imported instrument or ear-copied original sound source

[所要時間の目安:10分]
〔初回掲載(暫定公開): 2024.4.30、最終更新: 2024.4.30

読み込んだインストや耳コピの元音源(以下『オーディオイベント』)とCubaseのメトロノームクリックが合わないのは何かと不便です。
とはいえ、オーディオイベントに一致するようにテンポトラックを手編集で作るのは結構面倒です。
ここではCubaseの「テンポ検出」を使って、オーディオイベントからテンポトラックを作ります。

(1) 空のコードトラックを作る
(2) オーディオイベントからコードを検出する
(3) コードトラックでピアノやストリングスを鳴らしてみる



(1) 空のコードトラックを作る

  • 空のコードトラックを作ります@AB
  • Cのようにコードトラックが作られます
空のコードトラックを作る


(2) オーディオイベントからコードを検出する

  • ツールを選択ツール(矢印)に持ち替えます
  • オーディオイベントをコードトラック上にドラッグ&ドロップしますA
  • 処理が終わるまで待ちますB
  • コードが検出されますC
  • このやり方で作られたコードイベントの右上に波形マークが付きますD
コードを検出する
コードの検出結果


(3) コードトラックでピアノやストリングスを鳴らしてみる

トラックを選択


  • コードを送るトラックを選択@
  • オーディオトラックをミュートA
  • メトロノームクリックをオンBにして、検出されたコードを確認します
  • 赤くなったらレベルオーバーしていますC。気になる場合はフェーダーを少し下げますD。Cをクリックすると赤いサインを消せます
コードの検出精度は元とする音源によって変わってきます。思うように検出できない場合は手で補正することになりますが、参考情報程度として割りきることも必要だと思います。
再生確認