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トラック設定内容のコピー - Cubase

Cubaseでは、あるトラックあるいはチャンネルのプラグインのインサートスロットやセンドスロットなどの各種設定を別のトラックにコピーするには様々な方法があります。
この記事では状況に応じたコピー方法を選べるように、それらの方法を簡単に紹介します。

この記事は以下の内容で構成しています。

1.「トラックの複製」を使う
2. トラック設定をプリセットとして保存し、別のトラックから読み込む
3. MIX Consoleを使ってドラッグ&ドロップする

〔2022.05.05 新規掲載、2022.05.05 最終更新


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1.「トラックの複製」を使う

まだトラックを作成していない場合はコピー元トラックを丸ごと複製してしまうのが簡単です。インストゥルメントの設定内容もコピーできます。
不要なイベントは複製後に削除すればよいでしょう。トラック名もダブルクリックでリネームできます。

トラックの複製


2. トラック設定をプリセットとして保存し、別のトラックから読み込む

すでにあるトラックに別のトラックの設定内容をコピーするにはこの方法が使えます。
保存するプリセットの名称は"temp"などの一時的なもので構いません。上書きしながら使いまわしても良いと思います。
なお、この方法ではセンドスロットの内容はコピーできないようです。

プリセットとして保存

プリセットをロード


3. MIX Consoleを使ってドラッグ&ドロップする

本命はこれでしょうか。1.と2.の方法が設定内容の丸ごとコピーだったのに対して、設定の中でコピーしたい部分を選択でき、ドラッグ&ドロップなので視覚的にコピー作業を行える点が便利です。

設定全部をコピー

トラックの設定全部をコピーする場合は最下部のトラック名のところをドラッグしてコピー先トラックにドロップします。

設定の一部をコピー

トラックの設定の一部をコピーする場合はコピーしたいセクションのところをドラッグしてコピー先トラックにドロップします。

一部コピー


【重要】間違えた時のやりなおし(undo)

MIX Consoleでコピーをやり直す場合のUNDOは必ず画面左上のUNDO([Alt]+[z])を使います。
通常の編集で使う[Ctrl]+[z]では思うように戻りません。

UNDO