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MIDIメッセージの種類....


MIDIメッセージには次の2つの種類があります。
  • チャンネル・メッセージ
  • システム・メッセージ
ここでいきなり、各メッセージの詳細を説明しても分かりにくいと思うので、 とりあえず"演奏情報はチャンネル・メッセージ"とだけ覚えておきましょう。

ここでいう演奏情報とは主に次のようなものを指します。右端の括弧はMIDIメッセージの名前を指します。


  • 音色を切り換える(プログラム・チェンジ)

  • その音色の音量を設定する(メイン・ボリューム)

  • その音色が左、中央、右のどの位置で鳴らすかを設定する(パンポット)

  • その音色のある音程を発音(正確には"鍵盤を押したことにする")させる(ノート・オン)

  • その音色のある音程を発音を止める(正確には"鍵盤から指を離したことにする")(ノート・オフ)

  • その音色にかけるビブラートの深さを設定する(モジュレーション・デプス)

  • その音色の音程を滑らかに上げ下げする量を設定する(ピッチ・ベンド)



これらのうち、赤で示したメッセージは演奏中に当たり前に発生するものです。 鍵盤を弾いたとき、音程情報を鍵の位置(ノート・ナンバー)として収容したノート・オン・メッセージが1つだけMIDIアウトから出力されます。 そして、鍵から指を離したとき、音程情報を鍵の位置(ノート・ナンバー)として収容したノート・オフ・メッセージが同じく1つだけ出力されます。

演奏中に、たいてい鍵盤の右にあるモジュレーション・ホイールを操作すると、ホイールの絶対位置を収容したモジュレーション・デプス(コントロール・チェンジの1つ)・メッセージが刻々と出力されます。 同じように、ピッチ・ホイールを操作すると、ホイールの絶対位置を収容したピッチ・ベンド(コントロール・チェンジの1つ)・メッセージが刻々と出力されます。

先ほど、主な演奏情報を列挙したときプログラム・チェンジ、メイン・ボリューム、パンポット の3つを赤で示さなかったのは、これらのメッセージは必ずしもリアル・タイムで扱う必要がないためです。






チャンネル・メッセージの位置づけ....


仮に内部にそれぞれ1番から順に4番までの受信 MIDIチャンネルが設定された4つの論理シンセサイザー(TIMBER/PART)を持つシンセサイザー があったとします。



GM対応を謳ったサウンド・カードの場合は、この TIMBER(PART)が16個あるわけです。

チャンネル・メッセージは全て MIDIチャンネルが設定されているので、例えば送信 MIDIチャンネルを1番に設定した MIDIキーボードから 送られてきた MIDIメッセージは全て TIMBER(PART)1に対して影響を与えることになります。




かりに TIMBER(PART)1 が PIANOの音色に設定されていた場合、外部の鍵盤からこれを弾くには鍵盤の送信 MIDIチャンネルを1番に設定しておけば良いわけです。





システム・メッセージの位置づけ....


システム・メッセージは演奏情報ではなく、主に機器設定情報の送受信を行うために使用します。 これには MIDIチャンネルの概念はなく、メーカーIDとデバイス・ナンバーという概念があります。


フロッピー・ディスク・ドライブを持っていないシンセサイザーの音色情報を保存/読込が主な用途であったシステム・メッセージも、 現在では GM対応のスタンダード MIDIファイルの先頭に入っている"GM RESET"など、初期設定情報のやりとりが一般的なものになってきたようです。




システム・メッセージには主に次のような種類があります。

  • アクティブ・センシング
  • ユニバーサル・システム・エクスクルーシブ・メッセージ(各メーカー共通のもの。"GM RESET"など)
  • システム・エクスクルーシブ・メッセージ(各メーカーに内容を任せているもの。"GS RESET","XG ON"など)
  • MIDIタイム・コード






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