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FAQ一覧

Q.52 MIDIファイルを聞いてるとき、音源の操作パネルで、違う楽器音に変更できてしまう

MIDI素材集のようなHPで音源の電源を入れてMIDIファイルを聞いてるとき、 音源のinstrumentをいじると音が変わります。
その曲の紹介欄には「ピアノの音で作りました」と書いてあったのに こちらで変えれてしまう。元の音はどれなのでしょうか? (1998.12.07)

A
MIDIファイルというのはそういうものです。 MIDIファイルの音色設定情報はプログラム・チェンジというMIDI情報を使用しますが、 演奏を開始したあとに、すなわち音色が設定された後に音源のインストゥルメントボタンを押して、 音色が切り替えることが可能です。
プログラムチェンジは普通、曲の先頭に入れます。 音符ごとに挿入するようなことはしないのです。 「してはならない」ということはありませんが、MIDIファイルの作り手にとってはなにかと面倒な事になります。

演奏を開始したときに自動的に設定された音色が本来の音色だと解釈して良いと思います。
ただ、わざわざ楽器名が書いてあるということは、 もしかしたら「自分でピアノの音に設定しなさい」ということかもしれませんし、 単にGM対応音源を持っていない人のことを配慮しているのかも知れません。


Q.51 ミュージ朗のソフトをインストールしたら、インターネットのBGMが聞けなくなった

ミュージ朗のCake walkなどソフトをインストールすると、インターネットでよく流れるBGMが聞けなくなりました。
MIDIの音が鳴らなくなったと思っていたのですが、 接続している外部MIDI音源のスイッチを入れると聞こえました。 しかもパソコンから鳴っていたときよりはるかにいい音で。
いったい音がどこをどう流れてそうなるのかわかりません。 音源がなければBGMを聴けない聞けない状態ですが元のように音源の電源を入れなくても、 聞く方法はあるのでしょうか? (1998.12.07)

A
これは単にWINDOWSの設定が変わってしまったためだと思われます。 コントロールパネル>マルチメディア>MIDIのプロパティで、 従来はPC内蔵のサウンドカードがデフォルトのデバイスとして選択されていたのが、 外部MIDI音源を使用するように変わってしまったのでしょう。 シーケンスソフトでなくても外部MIDI音源を鳴らすことはできますから。
MIDI情報の出力先を任意に変更できないタイプのMIDIプレーヤあるいはプラグインは、 MIDIのプロパティで選択されているデバイスにMIDI情報を送信します。

WINDOWSの設定については次のページを参考にしてみてください。

DTMに関係あるWINDOWSの設定


Q.50 Program change 57なのに、出てくる音がトランペットではない

あるMIDIファイルの MIDIチャンネル14の音色設定部分が Program change 57になっているのですが、 出てくる音は TRUMPETではなく、「人の歓声」になるのですが、なぜなのでしょうか?
MIDI音源はSC88PROで、シリアルポート接続しています。 (1998.11.22)

A
トランペットの音がプログラム(音色)番号57番と定められているのは、あくまでもGM規格の音源の場合、 またはGM動作モードを持つ音源が同モードで動作している場合です。

下の図が、送ってくださったMIDIファイルの問題の箇所です。バンクセレクトが挿入されているものの、 バンク番号(ローランドではバリエイション番号と呼びます)MSBが0なので、 確かにGM状態ならばトランペットが設定されるはずです。


"List Edit Window" - Cubase VST Score 3.6 for Windows -

下の図はこのMIDIファイルの冒頭に挿入されているシステム・エクスクルーシブの部分ですが、 これをみるとパート14(MIDIチャンネル14番を受信するところ)を通常の楽器パートではなく、 ドラムパートとして使用するように宣言されている(赤で囲んだ部分)ことがわかります。


"List Edit Window" - Cubase VST Score 3.6 for Windows -

ドラムパートのプログラム・チェンジは、ドラムバリエイションの指定として使用されます。 SC88のマニュアルの「ドラムセット一覧表」に「SC88ドラム・セット」という表が出ていると思います。 その表のPC57と書かれているところの「SFX Set」がドラムパートの場合のプログラム番号57の設定です。


Q.49 メディアプレーヤーとCubaseで MIDIデータの聞こえ方が違う

テンポ210の88PRO用のSMF(MIDIファイル)をネットでDLしてきました。 メディアプレーヤーではきれいに聞こえます。 しかし、CUBASE VST 3.55では音がかなり違います。
テンポをかなり遅くしたりしたらなんとか元に戻ったのですが、曲中でまたもおかしくなります。 テンポを変えず、普通に聴きたいのですが・・・テンポだけに問題がある とは思えませんがどうなんでしょうか?

メディアプレーヤーなら、きれいに再生できるという点も引っかかります。 MIDI音源はシリアルポート接続しています。 (1998.11.22)


A
メールに添付してくださったMIDIファイルで、テンポで問題になりそうなのは、冒頭のシステムエクスクルーシブ(以下「SYSEX」)のところです。 図でお分かりのように、SYSEXの間隔が徐々に短くなっており、部分的に時間軸上同じタイミングに置かれています(赤丸のところ)。
SYSEXにはメッセ−ジの種類によっては、ある一定以上の時間間隔をあけるよう、マニュアルに明記されているものがあります。 テンポを落とすと問題が解消するとのことなので、メッセージの間隔が原因でSYSEXの”取りこぼし”が発生していることに起因していると考える事ができます。


"List Edit Window" - Cubase VST Score 3.6 for Windows -

対策の一つとしては、SYSEXの部分だけ極端にテンポを落とすように、テンポトラック(マスタートラック)に遅いテンポ指定を挿入する方法が考えられます。


"Master Track Edit(List) Window" - Cubase VST Score 3.6 for Windows -

また少し面倒ですが、下の図のようにSYSEXの位置をずらして間隔を開ける方法もあります。


"List Edit Window" - Cubase VST Score 3.6 for Windows -


なにゆえメディアプレーヤでは問題無くてCubaseではだめか?という点は難しいところです。 しかし、良くも悪くもメディアプレーヤの方が機能がない分だけ”軽い(CPUへの負荷)”軽いため、MIDIメッセージの取りこぼしが発生しにくい、 とだけは言えると思います。
Cubase自体は今や世界中で一番強力なシーケンスソフトといえるプロダクトなので、機能的には問題ありません(バージョンアアップを重ねる都度重くなってきてますが....)。 むしろ同時に稼動しているソフトなどの影響を疑ってみた方が良いような気もしないではありません。 現に私の環境ではメディアプレーヤとCubaseでは同じ結果が得られました。


なお、シリアルポート用のMIDIドライバに関してですが、1998年11月21日現在、 ロ−ランドのホームページから3とおりのバージョンのものをダウンロードすることができます。

http://www.rolandcorp.com/japan/lib/index.html#DRIVER

お使いになっているのはいずれのバージョンでしょうか。 バージョン 2.1の解説にMIDIメッセージの取りこぼしが発生しうることが書かれています。 もし、お使いのものが 2.1なら1世代古い方を試してみるのも手ではないでしょうか。


Q.48 MIDIデータをシーケンスソフトでハードディスク・レコーディングしたいのだが...

初歩的な質問になると思いますが、MIDIシーケンス・ソフトで作った曲(MIDIデータ) をハードディスクレコーディングしようと思うのですが、そのやりかたがさっぱりわかりません。
シーケンスソフトのマニュアルをさがしても、それについての解説がないのです。

ハードディスクレコーディングとは、 MIDIデータをオーディオデータに変換するということではないのでしょうか? (1998.11.20)


A
カセットデッキやラジカセはカセットテープにアナログ信号で音声を記録します。 DATは専用のテープにデジタルに変換した音声を記録します。 ハードディスクレコーダはデジタルに変換した音声をテープではなくハードディスクに記録する点がDATとは大きく異なります。 MDデッキ場合はハードディスクではなくMDという光メデイアにデジタルに変換した音声を記録するものです。
ハードディスク・レコーダは単体ハードウェア製品としても発売されていますが、 それと同じ機能をパソコン+ソフトウェア+オーディオボードで実現したものが、 パソコンベースのハードディスク・レコーダーです。

MIDI情報は音声ではないのでボーカルなどを扱うことは出来ません。 そこで、MIDI用トラックと同列にオーディオ・トラックを扱うことのできるMIDIシーケンス・ソフトが登場しました。 それが、CUBASE VST、Digita Performer,Vision DSP 統合型シーケンスソフトで、 これは従来のMIDIシーケンスソフトとハードディスク・レコーディング・ソフトを統合したもので、 MIDIデータを直接音声に変換することを目的としたものではないのです。

マニュアルにデジタルオーディオの記述がないのであれば、 お持ちのシーケンスソフトはハードディスク・レコーディング機能を持っていないと思います。 ハードディスク・レコーディングは”ウリ”な機能ですから、可能ならばマニュアルに出ていないはずはありません。


Q.47 保存後に再度ファイルを開けて演奏すると選択した楽器で演奏されない

XG WORKSにつて質問させてほしいことがあるのですが、 ご存知でしょうか?
自作で作ったファイルが上手く作動しません。 説明書を読みましたが、接続は問題ないようです。 業者が作成したファイルは問題なく作動するからです。

ファイルで各パートの音源を選択するのですが、 保存後に再度ファイルを開けて演奏すると選択した音源で演奏されていません。 フロッピーに業者が入力したファイルがあり、それらは設定どおりに演奏されるのですが、 その後に自作ファイルを演奏すると、前回の音源(今の一つ前での設定)で各パートが演奏され、 毎回設定しなおさないといけません。
何かアドバイスがあれば教えてください。わからなければ結構です。宜しくお願いします。 (1998.11.18)


A
原因の見当はつくのですが、残念ながらわたしはXG WORKSのユーザーではないので、 具体的な操作手順はお答えできません。一般論で説明します。

”業者が入力したファイル”か否かに関わらず、 またMIDIファイルかXG WORKS専用ソングファイル形式であるか否かに関わらず、 MIDI音源の楽器切換えは「プログラム・チェンジ」 (システムエクスクルーシブを使う場合あります) というMIDIメッセージで行われます。
MIDIファイルなどのシーケンスファイルの演奏を開始したときにパートごとに適切な楽器音に設定されるのは、 実際の演奏データの前に適切な楽器番号が設定されたプログラム・チェンジが挿入されているためです。

>ファイルで各パートの音源を選択するのですが、
>保存後、再度ファイルを開けて演奏すると選択した
>音源で演奏されていません。
この場合の「音源選択」はあくまでもMUのパネルをXG WORKSからリモコンで操作しているに過ぎないのではないでしょうか?
選択した結果をシーケンスファイルに反映する方法があると思います。 XG WORKSのマニュアルを今一度確認してみてください。
もしなければ、プログラムチェンジを書き込む操作が必要になると思います。 これはどこかの編集画面から行うことが可能なはずです。
余談ですが、各パートの音量、定位(左右位置)、リバーブのかかり量も 同じです。これらはコントール・チェンジというMIDIメッセージで制御することになります。


Q.46 DTMパック「ミュージ朗」を購入したが、スタート地点でつまずいている

つい先日DTMパック「ミュージ朗」を購入したのですが はっきり言って概念がまったくわかってないせいか、 スタート地点でつまずいて、いまだ立ち上がれません。

ミュージ朗にはシーケンスソフトが2つ、[cakewalk7]、 [singer song writerGS] が入っていますけど、 違いがわかりません。どちらを使えばよいのか...

また、MIDIキーボードには元々いろんな音が出るようになってますよね

で、音は出るのですが、SC88をいじっても音は変わるし、キーボードをいじっても 音が変わります。その辺の関係がサッパリつかめません。
それにラジカセから出てくる音が単音ならきれいなのですが、 和音になると割れた音になるのです。こんなもんでしょうか?

まだまだミュージ朗をかって2−3日ですので たぶんすっとんきょうな事を聞いてると思うのですが宜しくお願いします。 (1998.11.10)


A
シーケンスソフトとは MIDI情報を記録(RECORD)、再生(PLAY BACK)、編集(EDIT)するためのソフトウェアです。 CakeWalk7(以下 CAKE)、Singer Song Writer(以下SSW)はメーカが違うだけでいずれもシーケンスソフトであることには変わりないので、 お好きな方を使えば良いと思います。好みの問題です。開発思想や値段もちがうので機能にも差があります。
cakeは米国製ソフトで Windwos環境のシーケンスソフトとしてはもっともメジャーなものの一つです。 一方のSSWは国産ソフトで、どちらかといえばこちらのほうは初心者向にもとっとつきやすいと思います。 しかしあえて私見を書かせて頂くと、長く使用することを前提に考えるならばCAKEの方が良いと思います。

MIDI情報の流れからみると、機器構成は下の図のように考えるべきだと思います。

MIDIの場合は音色を切換える際にプログラム・チェンジというMIDIメッセージが使用されます。 音源内蔵型キーボードの場合は一般に、キーボードの音色を変更したときにプログラム・チェンジが送信されます。 これは、MIDI OUTに接続されている他の音源モジュールの音を連動して切りかえるために送信されるのですが、 DTMの場合はこの動作がかえって邪魔になる場合があります。
そこで、キーボード側にはプログラムチェンジの送信をOFFにする設定が、 シーケンスソフトにはプログラムチェンジを受け付けない設定が可能になっているのが普通です。
MIDI音源(SC88)でもプログラムチェンジの受信をOFFにすることが出来ると思いますが、 これをOFFにしてしまうと既成のSMFを演奏したときに適切な音色が自動設定されなくなります。

ラジカセのLINE IN端子に接続しているのなら音源モジュールにトラブルでもない限り和音が歪むことはありません。 (SC88のヘッドフォン端子から接続する場合は抵抗付きの変換ケーブル(ステレオミニ←→RCAピン) を使用している場合にはSC88側のボリューム設定によっては歪むことがあるかもしれません。
いずれにしても、どうしても歪むようならSC88のボリュームを下げ、 ラジカセ側で音量を調整すれば問題無いと思うのですが.....


Q.45 リバーブ等のエフェクト設定をMIDIファイルに保存するにはどうすればよいか

私がわからない所は、リバーブ、コーラス、バリエーションのエフェクト 部分をどうしたらMIDIファイルに保存できるのかといったところです。

当方のシステムはXGworks2.0Jにマシンパワー、メモリがあるため 、音源にYAMAHAのS-YXG50を使用しています。でこの状態で、 XGWorksでミキシングをし、いくらエフェクターをかけてもどうしても、 MIDIファイルに保存できず、ミキシングした状態を再現できません。
エフェクトをかけた状態にするにはMIDIメッセージでやらなければいけ ないのでしょうか? (1998.11.7)


A
残念ながら私はSYXG50(以下 SYXG)のユーザーではありませんので、 詳細なMIDI仕様がわかりません。
しかし、YAMAHA製のハードMIDI音源MU80(以下 MU)というのが手元にあるので、 MUの場合を例にしてXG規格の音源のリバーブ設定の場合で説明したいと思います。 SYXGもMUもXG規格に対応しているので、基本的には同じだと思います。

リバーブの基本的なパラメータとしては

1.リバーブタイプ(ルームとかホールとか)
2.リバーブレベル
3.リバーブ・タイム
の3つが上げられます。そしてこの他に各パートごとのリバーブのかかり具合を設定するための
4.リバーブセンド
があります。これらの4つ制御できれば、ほぼ自由にリバーブをコントロールすることが出来ます。

■リバーブ・センド

まず「リバーブセンド」ですが、これはご存知のようにコントロール・チェンジの91番でセンド量を設定することになります。 シーケンス・ソフトにMIDIファイル内にコントロール・チェンジを挿入する手順は異なりますが、 コントロールチェンジ・メッセージをシーケンストラックの必要な位置に挿入し、 コントローラ番号を91にして、センド量を書き込む、というのが基本だと思われます。

■リバーブタイプ,リバーブレベル,リバーブ・タイム

この3つはコントロール・チェンジでは設定することができず、システム・エクスクルーシブ・メッセージ(以下 SYSEX)を使用することになります。
SYXGにはヘルプまたはオンラインマニュアルが添付されているのでしょうか。 マニュアルの「MIDIデータフォーマット」あるいは「MIDIインプリメンテーション」 というところに、SYSEXのデータフォーマットが載っています。
しかしながら記述形式が難解で、理解するには一苦労すると思います。このSYSEXではタイプ、レベル、 タイム以外にも実にさまざまなリバーブ・パラメータを操作することができます。
マニュアルを熟読して、設定すべきSYSEXメッセージが理解できたら、 次はこれをシーケンスソフトの編集画面から書き込むことになりますが、 これもシーケンス・ソフトによって手順が異なります。
私が愛用しているCubase Score VST 3.5の場合はソング上の挿入位置を指定して、 直接SYSEXメッセージを16進数でテキストで打ち込まなくてはなりません。

コーラスとバリエイションも同様で、センド量はコントロールチェンジの93番と94番でコントロールできますが、 その他の細かいパラメータはすべてSYSEXを使用します。


Q.44 MIDIファイルをEOSを音源にして聞いたら音がメチャクチャ

私はただ弾くためにeosを所有していたのですがせっかくなので PCに繋げようと思い繋げました。
それで早速、midiファイルをeosを音源にしてして聞こうとしたところ、 音がメチャクチャに聞こえてきました。 これはeosがGMに対応してないということなんですよね? (取説を見てもGMに関する記載は見つかりませんでした。)
ということはeosを音源にしてDTMをしてもそのファイルは他の人には ちゃんと聞いてもらえないということになるんですよね。 (私個人で楽しむだけなら問題ないと思うのですが。)

この問題を解決するにはeosを入力用キーボードにして MUか何かGM対応の音源でDTMをしたほうがいいのでしょうか? 最大限、eosを利用してDTMをしたいんです。

私の環境は、power mac・YAMAHA eos B700・MIDI Graphyというソフトです。 (1998.11.5)


A
GM対応の動作モードを持っているキーボードならば、 たいていパネルの良く見えるところに下のようなGENERAL MIDIのロゴがプリントされています。

これがないということならば、GMの動作モードは装備されていないと思います。
音がメチャクチャになるのはお考えの通りだと思います。

第三者へのSMFによりる作品配布を前提とするならば、 MU(YAMAHA)またはSC88(ROLAND)系を購入した方が良いと思います。 一台あれば、結構重宝しますよ。
SYXG50などのソフトシンセを利用する手もありますが、手弾きだと発音が 遅れるので、弾きながらモニターするのはムリがあります。
EOSで弾いて、録音後にSYXGで再生しながら、EDITするのがもっとも お金のかからない方法だとは思いますが、そのかわり手間がかかりそうです。


Q.43 拡張子MIDのファイルがSMF形式であることを簡単に確認できる方法は?

他のソフトで作られたMIDIデータ(SMF形式)をvisionで開いたところプレイ開始しても音がでません。
拡張子MIDのファイルが本当にSMF形式であることを簡単に確認できる方法はないのでしょうか? ファイルが悪いのか、自分の環境が悪いのかが分からないのです。 (1998.10.31)

A
拡張子は簡単に書き換えてしますことが可能なため、”.mid”のファイルだからといって、 必ずしもスタンダードMIDIファイルであるとは限りません。

スタンダードMIDIファイル(略してSMF、MIDIシーケンスや標準MIDIファイルとも呼ばれます) はヘッダーチャンクとトラックチャンクと呼ばれるのデータブロックで構成されています。 ヘッダーチャンク(ファイルの先頭に1つだけ)はファイル全体に関わる情報を、 トラックチャンク(1つ以上)には演奏データ等の情報が入っています。
そして、ヘッダーチャンクの先頭には"MThd”、トラックチャンクの先頭には"MTrk"というテキストが セットされています。

ちょっと乱暴ですが、メモ帳(NOTE PAD)などのテキスト・エディッタでSMFを開くと、 先頭に"MThd”がセットされているのを見ることができます。
先頭が"MThd”であれば必ずSMFであるとは言えませんが、少なくともSMFであれば"MThd”からはじまっているはずです。


Q.42 システムエクスクルーブのことが易しく書かれた参考書は?

エフェクトのかけ方がうまくいかず困っています。
システムエクスクルーブのことが、まるでわかっていないのです。 くわしく、易しく書かれた参考書があれば教えて下さい。VisionとSC-88PROを 使用しています。 (1998.10.27)

A
システムエクスクルーシブについて、もっとも詳しく書かれているのはマニュアルの 後ろの方に小さい字で載っているMIDIインプリメンテーションです。わかりやすくはありませんが...。
システムエクスクルーシブの一般論ならばこのページの
Q.19で紹介している 本に説明が載っていますが、 システムエクスクルーシブメッセージの中身は各楽器メーカが自由にデザインするものなので、 リバーブのかけかた、とかは載っていません。

システムエクスクルーシブでわかりにくいものの一つがデバイスID(dev)だと思いまが、 これはマニュアルにかかれている初期値をそのまま使用すれば良いと思います。
ローランドの場合はチェックサムを自分で計算しなくてはならないのが 面倒です。

あと、実際にシステム・エクスクルーシブを演奏データに書き込むやりかたも シーケンスソフトによって様々です。 Visionマニュアルも睨む必要がありますよ。


Q.41 再生すると、シンセ側で選択してある楽器音がピアノで再生されてしまう

私はMACと(EZVision 2.0Jを使ってます)シンセ(YAMAHA EOS B500)を使っています。
EOSから、それぞれ、楽器を変えてパートごとにEZvisionに入力しているのですが、 再生すると、シンセ(EOS)側で選択してある楽器音が全部ピアノで再生されてしまいます。
Visionのどのトラックにどの楽器をわりあてるかの設定の仕方と、 その時のEOSの設定をどうするのかが判っていないといった状況です。
EOSマニュアルを紛失したため、操作手順も確認できない状況なのです。

もし、何か判ることがありましたら、アドバイスをいただけるとうれしいのですが.... (1998.10.25)


A
EOS側で各パートごとの音色を選択した状態で、VISIONを再生すると、 各パートの音が、勝手にピアノの音に変更されて、全パートが ピアノの音で鳴ってしまう、ということでしょうか?
もしそうだとすれば、それはVISION側で楽器音を選択していないため、 プログラムチェンジ(楽器音を切換えるためのMIDIメッセージ)の初期値が 送信されてしまうために起こるのではないでしょうか。 EOS側の設定を優先したい場合、次の二通りの対策が考えられます。

1.EOS側でプログラム・チェンジの受信をOFFにする
2.Vision側のプログラム・チェンジの送信をOFFにする

それでも解消しない場合、残る可能性は"GM ON"などのシステム・エクスクルーシブです。
EOS設定がプログラム・チェンジとシステム・エクスクルーシブの両方の受信がOFFの状態であれば、 音色を切換えてしまうMIDIメッセージの受信はすべて回避されている、と考えて良いと思います。

EOSの具体的な操作方法は、手元に実機が無いので分かりませんが、 メニューを探してみると見つかると思います。

かなり以前のことですが、 中古のローランド製シンセを購入したときに、マニュアルだけを 取り寄せたことがあります。多分ヤマハのも入手可能だと思うので、 楽器屋に問い合わせてみてはどうでしょうか。


Q.40 Sound Edit16でVSC88の音をハードディスク・レコーディングしたい

Macromedia Sound Edit 16(バージョン2)で、 Roland社のソフトウェア・シンセサイザーの音をハードディス クレコーディングするにはどうすればよいのでしょうか?

外部音源なら音源のOUTとMacのLINE INを繋げば Sound Editで音をひろえるのですが、 御存じのとうりVSC-88はMacのソフトウェアなのでどうすればいいのか分かりません。
なんとかならないでしょうか? (1998.10.21)


A
VSC88の音声出力先をソフト的に他サウンド編集アプリケーション に受け渡す方法が残念ながら私には分かりません。

私のところにもSOUND EDIT 16 2Jがあるのですが、サウンド入力元は MACのコントロールパネルの「モニタ&モニタ」の「システムサウンド」の 「サウンド入力」でなにが選択されているかに依存するようで、ここに 他アプリからの入力を指定するようなものは見当らないようです。

少し乱暴なやり方かもしれませんが、MAC背面のLINE OUTと LINE INをつないでしまう方法はあります。この場合、 先の「サウンド入力」で”RCA入力”を選択しておくと、SOUND EDITは LINE OUTから出力されるVSC88の音声を録音してくれます。
これは実際に試してみましたがうまくいきました。

なお、これを行っている過程で、VSC88の音が、かなり大きな ノイズになってしまうことが鳴ってしまうことが一度だけありました。 (VSC88の再起動で解消しました)
念のため、Sound Edit側の再生ボリュームは絞りきり、スピーカの音量も絞った上で試す方が良いと思います。



Q.39 CubasisとRoland VSC-88それとOMSの設定方法が分かりません

MIDIをやってみたいので CubasisとRoland VSC-88 それとOMSをダウンロード してみたのですが、それらの接続方法が分かりません。

どうすればそれらを繋いで MIDIが使えるのか具体的に教えて下さい。 (1998.10.18)


A
Cubasis ではありませんが、姉妹ソフトの Cubasecを使用した場合を別ページに整理しました。 参考にしてください。

VSC-88をOMSを介してMIDIシーケンス・ソフトから使用する方法 (MACの場合)


Q.38 Sound Blaster用 MIDIケーブルのメーカー名、商品名、型番を教えてください

貴ページ に記載されているように「サウンド・ブラスター用MIDIケーブル」 のメーカー名、商品名(または型番)を教えていただけないでしょうか?
ショップの人に「サウンド・ブラスター用 MIDIケーブルが欲しい。」 と言っても理解してもらえないのです。 (1998.10.10)

A
私の手元にあるケーブルには型番などの刻印が見当たらないので、 実際にパソコンショップと楽器店をまわって調べてみました。
結構いろいろなサプライ・メーカが互換品を発売してるはずなのですが、 私の住んでいる地域(札幌です)では意外に品揃えがありませんでした。 見つかったのは次の商品だけです。
■YAMAHA "MIDI ADAPTOR CABLE" MDC-01
■CREATIVE "MIDI Adapter" SB-MA
ただし、いずれの商品もパッケージには用途とかの説明が表記されていませんでした。 もし、誤りがあっても当方では補償することができないので、注文時にはショップに確認してください。

できれば、SC-88などの DTM用 MIDI音源を扱っている楽器店もしくは DTMコーナのあるパソコン・ショップで購入するのが安心だと思います。


余談ですが、ショップを廻っている過程で


通常のライン出力を装備していない特殊なMIDI対応 音源をオーディオのライン・イン端子に接続するためにプラグがRCAピンプラグの形状になっている変換ケーブル
であるにもかかわらず、箱に大きくMIDI対応ケーブルと印刷されてる商品を見かけました。 それほど高価な商品ではありませんが、注意した方がよさそうです。 MIDI規格には音声出力に関する端子形状、出力レベルやインピーダンスなどの規定はありません。


Q.37 MIDI音源(SC-88PRO),ソフト(VISION),キーボードのほかにDTMに必要なものは ?

これからDTMを始めようとおもっています。今現在DTM環境に関しては何も揃って おりません。
購入を考えているものは、音源:SC-88PRO,ソフト:VISION,キーボード:PC160です。 その他必要な物を教えてください。(マック環境です。)

(1998.10.9)


A
MACとSC-88を接続するためのシリアルケーブルと、SC-88とPC160を接続するためのMIDIケーブルが各1本ずつ 必要です。ただし、MIDIケーブルはSC-88かPC160に付属しているかもしれません。 シリアルケーブルはできればローランド純正のものが安心です。

ソフトはVISIONのほかにOMSというMIDIマネージメントソフトも併用することになると思いますが、 これはVISIONに付属していると思います(開発メーカも同じですし)。

あとは特に必要なものはありませんが、もちろんSC-88を接続するオーディオ・システムは必要です。




Q.36 演奏中にPCの応答が無くなったとき、音が鳴りっぱなしになるのはなぜ?

MIDIファイルの演奏中にPCの応答が無くなってしまった場合に、 MIDI音源モジュールの音が鳴りっぱなしになる場合があります。 そしてその音はPCの電源を落としても止まりません。
なぜこのようなことが起こるのでしょうか?

(1998.9.13)


A
MIDIの演奏情報は音の鳴りはじめ(ノートオン)と鳴り終わり(ノート・オフ)が全く独立した別のMIDIメッセージでは送受信されます。 PCがたまたま、ある音のノート・オン・メッセージを送出したあとに操作不能状態(ハング)になると、 外付けMIDI音源はそうとは知らずにいつまでもノートオフ・メッセージが来るのを待つことになります。 MIDI音源はPCがハングしたことや電源がOFFになったことなど知らないのです。

MIDIにはアクティブ・センシングというメッセージが用意されています。 これはMIDIケーブルの断線が生じた場合に一定時間経過すると発音中の音をリセットするなどのコントロールを行うために用意されているものですが、 このメッセージの扱いはMIDI機器によって違います。
たとえば、ローランドSC-88VLではアクティブ・センシングを一回受信した場合にはじめて断線監視状態に入り、 420ミリ秒(ヤマハMU80の場合は300ミリ)以上待ってもまってもアクティブ・センシングが来ない場合に断線とみなし、 発音を中止する、とマニュアルに書かれています。
これらの機器では、そもそもアクティブ・センシングを送り出さないシーケンス・ソフトの場合は断線監視状態にははいらないわけです。

PCが正常に稼動している場合でも、MIDIメッセージの取りこぼしによって発音が止まらなくなる場合があります。 発音を止めるには、シーケンス・ソフトに用意されているリセット機能を使用するか、または音源の電源を入れ直すことになりますが、 音源によってはこのような場合を考慮して発音を停止するための専用のスイッチが設けられているものもあります(パニック・ボタンとか..)。




Q.35 「Band in a box」と「レコンポーザ Lite」ではどちらが初心者向き?

シーケンスソフトを探しているのですが、 「Band in a box V7」と「レコンポーザ for Windows98 Lite」では、 どちらが初心者に分かりやすく、使いやすいか、教えてください。

(1998.8.30)


A
この二つは少々方向性の違ったものです。 「Band in a box」はオートアレンジャー、 要するにある程度の音楽情報を指定することによって自動的に作曲するもので、 一方の「レコンポーザ for Windows98 Lite」は、 基本的には演奏情報を数値で入力(鍵盤からのリアルタイム入力もできるようです)するタイプのシーケンスソフトです。

簡単に何らかの音楽演奏を楽しむのならば前者の方がビギナーにはやさしいと思いますが、 細かい編集機能面では後者の方に軍配があがると思います(私はいずれにも触れたことはないのですが..)。

どちらの商品もディーラーあるいはメーカのホームページに詳細な解説があり、 デモ版も入手できるようです。 一度、デモ版を試してみてはどうでしょうか。

Band in a box (http://www.cameo.co.jp/product/pg/biab70/biab70.htm)

レコンポーザ for Windows98 Lite (http://www.comeon.co.jp/cm_world/catalog/98light/98light.htm)




Q.34 MIDI規格の管理団体の連絡先を教えて欲しいのですが..

MIDI規格の仕様書を入手したいのですが、管理団体の連絡先をご存知ないでしょうか?

(1998.8.29)


A
MIDI規格は社団法人音楽電子事業協会(AMEI)という団体が規格の追加・変更、MIDI規格書の発行、 IDナンバー発行などをおこなっているようです。
AMEIはホームページを持っています。当サイトの下のページにリンクがあるので覗いてみてください。
Vendors




Q.33 ソフトウェア音源ってなんなんでしょうか?

ソフトウェア音源ってなんなんでしょうか? ・・・というか、どういうことですか?
ハードウェア音源となにが違うんでしょうか?

ハードウェア音源がなくてもOKってことで、 ソフトがハードの代わりをしてるってことですよね? つまりそれってどういうことなんでしょうか?

(1998.8.18)


A
”ソフトウェア音源”、”ソフトMIDI”、”ヴァーチャル・シンセサイザー”など、 様々な呼び方がありますが、これらはすべて”ソフトウェア・シンセサイザー”を指しています。
仕組みに付いては、こちらのページに解説があるので参照してみてください。
【ソフトウェア・シンセサイザー】
現在のシンセサイザーはほとんど例外なくデジタル・シンセサイザーです。 デジタルシンセサイザーは音の素データを数値情報で保有し、 それを様々な計算によって加工して音を合成します。そしてそれを最終的にD/Aコンバータで デジタルをアナログに変換するのですが、 この変換されたアナログ信号がCDプレーヤ等のライン・アウト端子の規格とほぼ同じものとなります。

音の素データの持ち方や加工の仕方によって様々な音源方式のデジタル・シンセサイザーがありますが、 オーディオシステムを通して音にする以上、パワーアンプを通す前に必ずD/Aコンバータが必要になります。
サウンドブラスターに代表されるサウンド・カードはハード音源として分類されますが、 これは立派なデジタル・シンセサイザーなのでD/Aコンバータがついています。 そしてこのD/Aコンバータは、オーディオドライバーを通してWINDOWSから出力される音声の出口にもなっています。
とすれば、あとは音の素データと数値加工のアルゴリズム機能をもったプログラムがオーディオドライバを利用すればデジタルシンセサイザーが成立つわけです。
ですから、いくらソフト音源が”なにもいらない”といってもサウンド・カードは パソコンの拡張スロットに刺さっている必要があります。

以上がソフト音源の概略ですが実はこれ、D/Aコンバータを通る前の工程のほとんどをCPUに依存しているために、 一律コンマ数秒ほど発音が遅れます。 一律ですからMIDIファイルなどの演奏データの再生だけなら問題ありませんが、 演奏情報を作成したり編集して楽しむ分には大変なストレスとなります。

ソフト音源は、再生の場合にサウンドカード内蔵のMIDI音源よりも良質な音が 得られるもの、と考えるのが無難です。 本格的にDTMを楽しみたいのならば、ムリしてでもSC−88級のハード音源を 購入することを強くお勧めします。




Q.32 CDをメールに添付したいのだがどうすればよいでしょうか

普通の音楽CDに収録されている曲を電子メールに添付して知人に送りたいのですが、 どうすれば良いのでしょうか。

(1998.8.16)


A
CDに記録されている曲を電子メールに添付するには、普通はCDのオーディオトラックをWINDOWSであれば WAV、 マックであれば AIFF等のオーディオファイルに変換した上で添付することになると思います。
変換の方法は大きく分けて次の二通りが考えられます。
■CDをプレイバックしながらハードディスクにオーディオファイルとして録音しなおす
■サウンド編集ソフトなどを用いて直接変換する WAV,AIFF等に変換する
マルチメディア対応を謳ったパソコンではこれらの録音あるいは変換が可能なソフトがプレインストールされている場合があるようです。 市販のソフトウェアでは、マックならばマクロメディアのサウンドエディット16というソフトがCDをAIFFに変換する機能を持っています。

しかし、いずれの方法を用いてもファイルサイズが問題となります。 CDに収録されている音声情報はサンプリング周波数 44.1KHz、量子化ビット数 16ビットのステレオです。 これは、音声情報を一秒間に4万4千回ほど16ビットの精度で左右別々に計って、 その数値情報をファイルにしている、ということです。 一般的には1分あたり10Mバイトのファイルサイズになるといわれています。
変換あるいは再録音の場合にサンプリング周波数や量子化ビット数を落とすことも出来る(もちろん音質は落ちます)と思いますが、 それでもかなりのファイルサイズになってしまいます。 そして、この手のオーディオファイルは LHAや ZIPなどの圧縮ソフトを使用してもそれほど小さくなりません。

リアルオーディオやTwin VQなどの特殊な方法を用いれば、音質は落ち、手間もかかるもののかなりのサイズダウンが可能ですが、 ある程度の音質をキープしたい場合はやはりある程度のファイルサイズになってしまいます。




Q.31 MTRに録音されている曲を音楽CDとしてCD-Rに収録したいが、何が必要か?

私はシーケンサーで作ったドラム&ベース&キーボードに、自分で ギターを弾き、ボーカルを入れて曲を作っていますが、 MTRに録音した曲をCD-ROMライターに記憶させる方法が分からずに悩んでおります。
主な環境は以下の通りです
PC:Macintosh Performa5410
MIDI音源:ヤマハMU50&QY70
MTR:ヤマハ MD-4
MIDI情報ではなく、生音を音楽CDとしてCD-ROMに記録する場合は、 どのようなものが必要になるのでしょうか?

(1998.7.31)


A
MACの場合、音楽用CDをCD−RまたはCD−RWで作成するのに 最低限必要となるのは次の2点です。
■CD−Rライター(これは当たり前ですが)
■CDライティングソフト
CD−RライターはもちろんMACに対応したものが必要です。 CD−Rライターには何らかのCDライティングソフトがバンドルされているケースが多いようなので、 多機能なCDライティングソフトを望まないのであればCD−Rライターを買うだけで済むと思います。

実際の作業は一般的には次の段階を踏みます。

1.MACに録音しデジタルオーディオファイル(AIFFなど)を作成する。
2.CDライティングソフトを使用してMACのハードディスクに仮CDファイルを作成する。
3.CDライティングソフトを使用して仮CDファイルをCD−Rに焼き込む。
CDのフォーマットは16ビット、サンプリングレート44.1kHzで、 この場合は音楽1分あたり10Mバイトのファイルサイズになります。 もしもCDを1枚まるごと使用するほどの音楽作品(あるいは作品集) ならばハードディスクの空き容量が600〜800M必要になります。 この容量が1と2の段階で個別に必要になると思いますが、 CDライティングソフトによっては、MAC録音しながら仮CDファイルを作成することが出来るものがあるかもしれません。
いずれにしても、ハードディスクの空き容量が600〜800Mは必要です。

次に問題になるのが音質です。一度MACに録音してAIFFにした後の音質劣化はないと思って良いと思いますが、 MACに取り込みときが問題となります。
MACのラインIN端子から録音すると、折角MD−MTRにデジタル録音されている音をMAC実装の低クオリティのAD(アナログ−デジタル)コンバータ に通すことになってしまいます。ここで音質が落ちます。
詳細なスペックが手元に無いのでよくわかりませんが、MD4にもデジタルOUT 端子(SPDIF)が付いていると思います。MACには標準ではデジタルオーディオ入力端子など付いていませんから、 もしデジタルで音質劣化なしにMACに取り込むとしたら、デジタルI/Oの付いたサウンド・カードをMACに装着する必要があります。
また、MACに録音してAIFFファイルにする場合ですが、CDライティングソフトの中には波形編集機能を持っているものもあるようですが、 波形編集ソフトがあるとEQ、ノイズ除去などのより細かい事前編集が可能になります。

まとめると、必要なものは次のとおりになると思います。

1.デジタル I/O付きサウンド・カード(ボード)−音質にこだわる場合−
2.波形編集ソフト−AIFFを細かく編集したい場合−
3.ハードディスクの空き容量:600〜800M
4.CD−Rライター(CDライティングソフト付き)
デジタル I/O付きサウンド・カードは、MACの場合はWINDOWSほど選択肢は広くありません。 10万弱程度の出費は必要になると思います。高音質を望むなら、結構な出費になるわけです。

もし、パソコンをベースにしたCD制作でなくもよいのであれば、 単体のCD−Rライタ−(DATデッキやMDデッキみたいなカッコをしたやつ)が、 最近では10万くらいで出てきたので、選択肢にいれても良いと思います。 曲間調整など細かい設定ができないものもあるようですが、単体機の場合には デッキに録音するような手軽さでCD−Rを作成することができるようです。




Q.30 MDに録音した音楽をMIDIファイルに変換することはできないのでしょうか

とあるHPで拡張子midのついたファイルで音楽を募集 していました。私もオーディオミキサーにてMDにミックスダウンした曲を応募したいと思っています。
PCの入力端子にMDをつないでシンプルサウンドにすることはできたのですが、 どうしたらmidになるのかわかりません。 MIDIソフトもいろいろなHPで探したのですが、どれが良いのか分かりません。

FAQの中でCDからはできないとありました(注)が、やはりMDからでも同じ事でしょうか?

使用マシンはMacの6300/120、パワーPCでOS8.1です。

(注)"Q25: CDやwavファイルを midファイルに変換する方法は?"

(1998.7.22)


A
これは、CDだからできないのではなく、オーディオ(音声)だから出来ないのです。 媒体自体は問題ではありません。
CDに収録されている曲もAIFFやWAVなどのデジタルオーディオファイルに変換することができます。 カセットテープの音も、マックやPCのライン・イン端子からデジタル録音し、 デジタルオーディオファイルにすることができます。
MDとCDでは記録フォーマットが異なりますが、いずれもデジタルオーディオファイルで、 音声の波形情報をビットで表現し数値化したものです。

それに対してMIDIの情報には音声情報は一切含まれていません。 時間軸に沿って、たとえばドラムの演奏であれば、 [バスドラたたけ、スネアたたけ、バスドラたたけ、スネアたたけ......] のような、譜面情報のような演奏情報が記録されているだけです。
シーケンスソフトがMIDIファイルを再生するという行為は、 音声をプレイバックしているのではなく、 まさにその時にシーケンスソフトがMIDI対応の楽器を弾いているのです。 そしてパソコンに内蔵されているMIDI音源は安価な楽器ですから音が悪いのです。

ですから、CDなりMDをMIDIに変換するには、音声情報のなかから楽器の種類、 音程、鳴り始め、鳴り終わり、を判別して楽譜を作成するような機能が必要になります。

現在、単音の音声(口笛とかリコーダーなど)ならばなんとかMIDI情報に変換 することのできるソフトはあるようですが、これすら正確には変換できないはずで、 変換後の編集作業は必須なはずです。
現在あらゆる方法で入手できるMIDIファイルは、MIDIファイルとして1から組み立てら れたものです。

もし、お作りになった曲がシーケンスソフトでキーボードやドラムマシンを 演奏させて作ったものならば、その時に作ったSONGファイルをMIDIファイルとして保存すればよいのですが、 もし、手で演奏したものならば、自分の録音を聴いて耳コピしながら、MIDI情報を作ることになります。 作り方には実際に弾いて入力したり、数値で1音1音入力する方法などがあります。




Q.29 GMの音色にドラムはないのか?/自作曲のMIDIファイルでドラムが正しく鳴らない

■ GM音源の128通りの楽器音のうちドラム用の適当なものがありません。どれを使用すれば良いのでしょうか。

■ 手持ちのシーケンサー内臓型キーボードの演奏をパソコンに取り込んだが、ドラムの音がちゃんと鳴らない。

(1998.7.19)


A
GM規格(正確には”ジェネラルMIDIシステム・レベル1”)ではMIDIチャンネル10番がドラム専用と決まっていて、 プログラムチェンジによってGMで規定している128通りの音色から選択することはできません。

一般的なGM対応MIDI音源では、MIDIチャンネル10でのプログラムチェンジはラテンパーカッションやテクノ風ドラムなどの、 ドラムバリエイションを切り替えるように作用しますが、保有バリエイションの種類は音源側のスペックに依存します。
GM規格では唯一のドラムマップが定義されているだけなので、 MIDIチャンネル10でのプログラムチェンジの使用は厳密にはGM規格外となります。

【GMのプログラム・ナンバーと楽器音の対応】と【GMの Note Numberとリズム楽器の対応】


DTM用に特化していないキーボードでシーケンサー付きのものは、GM規格など考慮されていない(必要ないからです)ので、 ドラムトラックのMIDI送受信チャンネルが10番であるとは限りません。
もし、ドラム楽器音の鍵盤へのマッピングがGM規格にあるていど準じているものならば、 MIDIチャンネルを10番に置換すればまともに鳴るようになります。




Q.28 なぜ、パソコンのみでMIDIファイルの再生が可能なのでしょうか?

何故インターネット等からダウンロードしてきたMIDファイルなどをパソコンで聞くことが 出来るんでしょうか。ある程度の音源がパソコンの中にインストールされてるということでしょうか?
もしそうなら、それを良質なものにアップグレードできるのでしょうか。

(1998.6.28)


A
もともとMIDI対応の楽器を扱っていた方が、 パソコンを使用するようになった場合に、このような疑問を持たれるのではないかと思います。

機種によって違いはあるでしょうが、市販のパソコンにはサウンドカードという拡張ボードが あらかじめ装着されているのが一般的です。
このサウンドカードでは”サウンドブラスター”という商品が事実上の業界標準なため、 いろいろなメーカがこの互換品を作成しています。 あなたのパソコンにも多分”サウンドブラスター”かまたは互換品が装着されていると思います。 このサウンドブラスタ(互換品を含む)にはMIDI音源機能が付いているのです。音質は最悪ですが....
そして、このカードはジョイスティックポートがMIDIインタフェース( MIDI IN/OUT各1つ)の役割を果たすように 出来ています。

そのため、もしもこのカードが装着されていれば、 内臓MIDI音源とジョイスティックポートの二つのMIDIドライバーが導入されていると思います。
このドライバーの導入状態は”コントロールパネル>マルチメディア>MIDI”の画面で確認することができます。

【DTMに関係あるWINDOWSの設定】

装着されているカードによってはソフトウェアの変更で音質向上が望めるものもるようですが、 基本的にはカードをまるごと高価な製品に交換することになると思います。
ただし、高価といっても所詮はパソコン用なので、おおきな作業になる割にはたいした音質向上は望めません。

個人的にはGM対応のMIDI音源モジュールを購入することをおすすめします。純粋に音楽をやっていて、 俗に言う”DTM”という行為自体にはあまり縁の無い方でも、パソコンをお持ちならば、 ひとつあれば何かと便利だと思います。
ローランドのSC88系の音源モジュールが5万円代で購入できるのでお勧めです。

なお、先ほどのサウンド・カードですが、一応GM対応を謳っています。



Q.27 QY20の演奏情報をPCを使ってMIDIファイルにしたいが何が必要か?

最近僕のバンド友達もPCを持つようになってきたので、 MIDIファイルをメールに添え付けて曲の情報交換を考えています。
僕はYAMAHAのQY20というシーケンサーを持っています。 この音源をPCに取り込んでMIDファイルにしたいのですけど、 何が必要になりますか? そのまま繋げばOKなのでしょうか?

(1998.6.25)


A
もう随分前になりますが、私もQY20を使用していた事があるので、 そのときの記憶をもとに、回答したいと思います。大きなあやまりは無いと 思います。

FDドライブを持たないQYから演奏データをパソコンで取り込む場合は QYのMIDI OUTをパソコンを結線し、パソコンで稼動している シーケンスソフトを録音状態にして、QYの再生をスタートする事に なると思います。
ちょうどカセットテープをダビング(COPY)するような感じです。

パソコンとQYのMIDI接続は、通常のMIDI音源を接続する場合と同じなの で、当サイトの次のページを参考にしてみてください。

【外部 MIDI機器の接続】

シーケンスソフトですが、「窓の杜」をご存知でしょうか? ここの次のURLから”Sequence Studio Lite”というフリーウェアをダウンロードすることができます。 フリーウェアのなかではこれが結構メージャーなようです。 市販のシーケンス・ソフトとはくらべるべくもありませんが、 単にMIDIファイルを読み書きするだけならこれで充分だと思います。
http://www.forest.impress.co.jp/compose.html
また、お持ちのPCにもなにかMIDI関連のソフトがプレインストールされている可能性があります。


ただしQYの場合、逆のながれ、 すなわちシーケンス・ソフトで編集した演奏データをQY20に戻したい場合は問題が生じます。
QYはあらかじめ作成しておいた、あるいはプリセットされているパターンを つなぎあわせて曲を作成する類のシーケンサーなので、 QY20からパソコンに録音したときと逆の手順は使えません。
シーケンスソフト上で1パターンずつあらかじめ細かく分割しておいて、 それを個別にQYのパターンに録音(もちろんMIDIの)することは出来ると思うのですが、 気の遠くなるような作業です。そのあとでパターンを曲に組み立てる作業を行う必要があると思います。

現行QYシリーズの中にQY70という製品がありますが、 これに”QYデータファイラー”というソフトが付属しているような記述がカタログに書かれています。
説明では、「QYの情報をパソコン上で編集し、それをQYに戻す事が出来る」とのことですが、 このソフトがQY20でも使えるかどうかは分かりません。
また使えたとしても単独でリリースされているかどうかも分かりません。 ヤマハのホームページを除いてみましたが、単独リリースの情報は見当たりませんでした。



Q.26 パソコンがMIDIギターを認識しない(シーケンスソフト:キューベーシスJ)

ローランドのGR-30と言うギターシンセサイザー(エレクトリックギタ−をMIDIギターにするデバイス) を使用しています。 これをジョイスティック・ポートを使用してパソコンとMIDI接続しています。 シーケンスソフトは、キューベーシスJです。
音源は内蔵のVSC-88(ソフトシンセサイザー)を使用してますが音が出ません。 GR−30をパソコン側が認識してないように思えます。 思いつく範囲でよいので原因とおもわれるものを教えてください。

(1998.5.24)


A
考えられる問題点は3点です。

1点目はCubasisの設定です。 Cubasisの"Option"メニューのどこかに”MIDI THRU(MIDIスルー)”というのがあるはずです。 これがアクティブになっているでしょうか?
このMIDIスルー(「ソフト・スルー」などとも呼びます)というのは、 シーケンスソフトが停止/再生/録音のいずれの状態であっても、 入力されたMIDIメッセージをそのままMIDI音源に受け渡すかどうかを指定するものです。 これが、アクティブがなっていない場合、 ”録音時には無音で、再生だけ音がでる” といった事象になります。もちろん停止状態では音が鳴りません。

2点目の可能性は、"MME"の設定です。 Cubasis(Cbaseも同じです)をインストールすると、スタートメニューのCubasisのメニューなかに "setup MME"というのがインストールされます。
スタインバーグ社のWindows版シーケンスソフトはこの設定をとおして、WindowsのMIDIドライバにアクセスします。 このMMEで、CubasisでしようするMIDIドライバーを選択する事になるのですが、 MMEの画面には、Windows95のマルチメディア,MIDIの画面で正しく表示されている、 すなわちWindows上で正常に使用可能な状態のMIDIドライバーがリストアップされます。 したがって、Windows95のマルチメディア,MIDIの画面にはジョイスティック・ポートとおぼしき、 ものとVSC-88が表示され(選択(反転表示)されているのはどちらでも構いません)、 しかもMMEでは入力側のジョイスティックポートとおぼしきおドライバーとVSC88の 両方がアクティブ(インアクティブと表示じされていなければOK)になっている必要があります。
そして、これに加えてCubasisの設定では先ほどの MIDIスルーがアクティブになっている必要がある のです。

3点目の可能性は、”ジョイスティック<--->MIDI”のケーブル接続です。 INとOUTが逆になっていないでしょうか?
実はこの間違いは非常に多いのです。サウンドブラスタ互換のMIDIケーブルのプラグ部分の IN./OUT刻印は誤解を招きやすいのです。私も間違えました。最初の2点で変化が無い場合 は試しに逆に接続してみてください。

Cubasisのインストールに問題が無く、"MIDIドライバー”にもリソース競合などの問題がないのに、 これまでの3点のいずれを試しても問題無いのにうまくいかないようでしたら、 残念ながら私にはお手上げです。実機に触れてみなくてはなんとも言えません。


それと、これはすでにご存知かもしれませんが、ソフトシンセサイザーは発音がコンマ数秒遅れるのです。 音が出たとしても、実際にはギターを弾きながらリアルタイムでVSC−88の音ででモニターするのムリがあると思います。



Q.25 CDやwavファイルを midファイルに変換する方法は?

■オーディオCDを音源としてMIDIファイルを作成して保存するには どうすればよいのか教えていただけないでしょうか?

■ wavの拡張子のついた音声データをmidの拡張子となる 音声データに変換する方法はありませんか。

(1998.5.13)


A
結論からいうとCDや拡張子.wavなどのオーディオファイルを拡張子.midのファイルに変換することはできません。
MIDIファイルは電子的な楽譜のようなもので、どの鍵盤をいつ弾いて、いつ指を離したか、 という演奏情報をファイルにしたもので、音声情報ではないのです。 演奏者が楽器似に対して行った行為をデータ化し、 いろいろなシーケンスソフトで読み込みが出来るように規定されている汎用的なフォーマットにしたものが、 拡張子.midのファイル(
スタンダードMIDIファイル )です。
このファイルを読み込んだパソコンは、ファイルに記録されている演奏情報に従って、”サウンド・カードに内蔵されている MIDI音源”あるいは”外部接続されているMIDI音源モジュール”という楽器を演奏しているわけです。

関連ページ:MIDIファイルと デジタルオーディオ・ファイル(WAV,AIFF,AU)の違い

インターネットのホームページに掲載されていたり、市販されている既成曲のMIDIファイルは、 楽譜や耳をたよりにして1音1音組み立てたもの(録音するようにキーボードを弾いて入力する事もできますが)で、 決してソフトを使用して一括置換したものではありません。


もし、オーディオCDをMIDIファイルに置換するとソフトがあるとすれば、そのソフトはデジタル音声信号の中から、 それに含まれる楽器の音を判別し、それぞれの楽器ごとに、演奏されている音符を和音も含めてすべて判別し、 また曲のテンポも割り出すことができなければなりません。 現在の技術でこれを完璧に行う事は不可能で、将来的にも絶対可能にはならないと思います。
ただし、単一の楽器で、和音のないもの、たとえば口笛のようなものをMIDIの演奏情報に変換する機能をもったシーケンスソフト (MIDIデータを作成するソフト)はあります。 ただ、これも音程と音のオン/オフを検出するだけで、「実験的な試み」の域を出ておらず、限られた目的でしか役に立たないと思います。



Q.24 CAKEWALKがよくフリーズする、再生中に演奏がモタる/一瞬とまる場合がある

ROLAND社のSK88Proを購入してDTMを始めました。付録でついていた CAKEWALK Home Studio 6.0を使用しているのですが、よくフリーズして困ってます。

また、再生中に、演奏が少しモタる場合があります。ほんの一瞬データの流れがとまるような感 じなのです。
接続はシリアルポートを使用していますが、 再生時の安定感を求める場合には、やはりMIDIインターフェースが必要でしょうか? またシリアル接続の場合、COMの速度はどのぐらいが適当でしょうか?

(1998.5.10)


A
CAKEWALKは私はユーザーではないので、残念ながら詳しい事はわかりません。 ローランドのホームページはご存知でしょうか。そこに、
プログラムダウンロードのページ があります。 このなかに、 CAKEWALK Home Studio 6.0のアップデータ が掲載されているようです。 注意事項をよく読んだ上で、お持ちのものが適合するようであれば試してみるのも一案だと思います。


シリアルポートでの接続の件ですが、現在ローランドでは2つのバージョンのシリアル・ポート・ドライバーを ホームページで提供しています。 Ver.2.1 Ver.1.10 です。
ホームページに「Ver2.1でもたる場合Ver.1.10を使用してください...」というようなことが書かれてい るので、現在ご使用でない方のバージョンを試してみてはどうでしょうか。
私のPCのシリアルポートにはSC88VLがつながっています。ドライバはVer.2.1の方を使用しています。 COMポートの転送レートはデフォルトのまま(9600)です。
私の場合は基本的には問題ありませんが、画面を切り替えるときや、バックグラウンドで何かが稼動しているときは、 たしかにテンポが乱れたり、一瞬停止する場合があります。

バックグラウンドで稼動しているソフトを終了させる事によって、テンポが乱れを解消できる場合があるようです。 MIDIは時間管理(テンポ管理)に関しては結構シビアなので、DTMにあたって直接関係ないソフトは極力同時稼動させないほうがよいと思います。



Q.23 HPのBGMを作る場合、どんなファイルを作ればよいのか?

先日HPのBGMを作ってほしいと頼まれました。 ところが、私はシンセを使って曲を作る事はできても、 そのシンセのデータをどのようなファイルにして送ればいいのかが分かりません。
それと、シンセで作った音は送ったときに変わらないでしょうか?

(1998.5.10)


A
ホームページ用のBGMということであれば、容量(ファイルサイズ)的な要因から 一般的には
スタンダードMIDIファイル (以下 SMF)を使用する事になると思います。

それと、シンセで作った音はおくったときに変わらないでしょうか?
MIDIを使用する場合、ファイル制作と全く同じMIDI音源がなければ 制作者の意図した音で音楽を鳴らす事はできません。 そのような異種音源間の互換性を保つために、 MIDI規格ではジェネラル MIDI(GM) という音源規格が規定されています。
GMに準拠した音源でモニターしながら作成したSMFならば、そこそこ同じようなニュアンス (あくまでもそこそこです)で再生することができます。
サウンドブラスタなどのパソコン内臓のMIDI音源はサウンドクオリティの差こそあれ、 一応GM規格に準拠しています。ですから、 「だれのパソコンにもGM対応のシンセサイザー(MIDI音源)が組み込まれている」という ことはSMF作成時の前提にしても良いと思います。

そんなことで、だれのパソコンでもそこそこ鳴るような音楽をMIDIで作成するならば、 御自分のパソコンに内蔵されているサウンドカードの内臓音源を一応の目安にして音色選択を行い、 作成した演奏データをSMFとして(拡張子”.MID”)保存したものを依頼者に納品するような感じになると思います。
でも内臓音源の音質の悪さに思わず閉口して、作成する気が失せるかもしれません。 制作者は良い音源を持っているわけですから。あとは、どのあたりに妥協点を設定するか、という点が問題となります。


ある程度のファイル・サイズの大きさが許されるのならば、MIDIではなく、 ショックウェーブのデジタル・オーディオ・ストリーミングをBGMに使用する方法もあります。 この場合はあくまでもオーディオ・ファイルなので、音質が再生する人の環境に依存する事はありません。 そのかわりに、再生にはWEBブラウザにショックウェーブ・プラグイン・モジュールがインストールされていなければ なりません。

ファイル作成手順はパソコンのサウンド・カードに付いているラインIN端子からパソコンに音楽をデジタル録音し、 一度.WAVファイルにしたうえで、ショックウェーブ用のフォーマットに変換します。
ただし、この変換にはマクロメデイア社の”SOUND EDIT 16”や”FLASH”など市販ソフトが必要になります。




Q.22 MIDIを使用して作成した曲は録音時にリミッターを通す必要がある?

MIDIを使用して作成した曲をMDとかDATに録音する場合は、 やはりリミッターなどを通す必要があるのでしょうか?

(1998.5.9)


A
もし、ダイナミック・レンジの狭いカセット・テープに録音するのであれば、 リミッターを通したほうがノイズを減らす意味で有利であると思いますが、 MDやDATなどのデジタル・レコーダであればヒス・ノイズものらないので、それほど神経質になる 必要はないのではないでしょうか。
現在のMIDI音源の殆どはデジタル録音した楽器の音を素材にしていますが、 その素材を取り込むとき、すなわち楽器音をサンプリングする段階で、 リミッタやイコライザーを通してダイナミック・レンジ稼いでいると思われます。
DTM等で使用するMIDI音源としてのシンセサイザーは、昔のアナログ・シンセサイザーとちがって、 とんでもない音はほとんどでないので、スピーカー保護などの面でも、それほど気を遣う必要はありません。

ただ、なるべく大きな音で録音したほうが良いのはデジタル・レコーダもアナログ・レコーダも同じです。 デジタルの場合はサンプリング時の量子化ビットをフルに使って録音するのがベストであるということです。
そのために「リミッターを...」という事なのでしょうが、 リミッタを通す通さないを検討するよりも、むしろシーケンス・ソフトで演奏データ を作成する際に、まず各楽器音バランスを注意深く取ることをまず第一に考えたほうが良いと思います。
ようするに低音楽器の音量が大きすぎないかとか、 各音の強弱に差がありすぎないか、という点のバランスをとるということです。 このバランスを取った上でのリミッター、と考えるべきであると思います。 そしてバランスを調整するとき、なるべくクセのないスピーカを使用してモニターする方がよい結果が得られると思います。




Q.21 パソコンにシンセサイザーを接続して MIDIファイルを再生したら音がメチャクチャ

サウンドブラスター用のMIDIケーブルでジョイスティック・ポートから某シンセサイザーに接続し、 MIDIファイルを再生したら、音がメチャクチャで全然曲になりません。 いったい、何故なんでしょうか?

(1998.4.24)


A
多分メチャメチャな演奏になる MIDIファイルはGM規格のMIDI音源の使用 を前提したものなのではないでしょうか。
もしそのファイルがサウンドカード内臓音源でちゃんと演奏されるのならば、 まちがなくGM用です。サウンドカードの内臓MIDI音源は基本的にはGMに 準拠しているからです。
あなたが使用しているシンセサイザーは
GM規格など考慮されていないので、 音色配列(プログラムNO.と音色の対応)が当然GM音源とは異なります。

ちなみに、特にDTMに特化しているわけではないまともな楽器としてのシンセサイザーでは、 一部の機種にオマケで GM演奏モードを備えているものを除けば、GM対応でないのが普通です。 MIDIファイルを音楽作品配布用の媒体として使用しない限り、そんなものは必要ないからです(あればそれなりに便利ですが...)。

余談ですが一般的に楽器メーカーの製品ラインアップ上では、GM対応を謳った商品は低価格帯のものに集中しています。




Q.20 MIDIの接続と設定の仕方を教えてください

持っている機器・部品環境は次のとおりです。

▽コンピュータはノート型(Mebius SHARP)
▽KORG exT2
▽MIDIケーブル

コンピュータ側のMIDIコネクタとKORGのMIDI端子にケーブルを 繋げて、コンピュータ側から、音楽を流してみたんですが、T-2のスピーカーから は音がいっこうに出ません。何故でしょう?
つなぎ方が悪いのか、何かコンピューター側での設定が必要なのか、 それとも何か特別な機材が必要なのでしょうか?

「コンピュータ側のMIDIコネクタ」とはジョイスティックやMIDI機器を接続する為の端子のことです。 これは、標準でついてました。
この端子に「MIDIケーブル」でMIDI機器に繋ぐらしいんです。このケーブルと言いますのは コンピュータに繋ぐ側は「15ピンのコネクタ」で、MIDI機器に繋ぐ側は「IN」と「OUT」と書か れた2本の端子が付いてあります。 「メディアプレイヤー」でコンピュータ側の音源を鳴らす事は出来ますが、 「ジョイスティックやMIDI機器を接続する端子」につないだシンセサイザーからは音が鳴りません。

やはり、直接コンピューターとシンセサイザー(KORG T-2)を繋ぐだけでは駄目なので しょうか?コンピューターとシンセサイザーとの中をとりもつ何かが必要なのでしょうか。

(1998.4.22)


A
結論からいうと、これでOKです。さしあたって買い足す必要のある機材はありません。 T2はM1後継機のT2ですよね(ちなみに私はM1EXを愛用しています)。

サウンドブラスタ互換サウンドカードのジョイスティックポートからのMIDI機器接続に ついては、次のページで若干説明しているので参照してみてください。

"http://www.izmi.jp/sol/dtmsetup/sect31.html"

メディアプレーヤの場合は”コントロールパネル”→”マルチメディア”→”MIDI”の ところで反転表示されているMIDIデバイスに対してMIDI情報を送り出します。 このデバイスが Windows上で正常に稼動している限り、 MIDIケーブルさえ正しく接続されていればT2を鳴らすことができるはずです。

サウンド・カードの内臓音源のほうが反転表示になっているのではないでしょうか? また、MIDIケーブルのINとOUTが逆になっていないでしょうか? サウンドブラスタ用のMIDIケーブルはプラグ部分の刻印が分かりにくいのです。




Q.19 MIDIに関する技術的な内容の書籍はないでしょうか?

■ヴィジュアルC++でmidiシーケンサーを作り1チャンネルからノートナンバーを取り出し、 ピアノの自動演奏のように自作のキーボードを動かしたいと思っています。
僕自身 MIDIや ヴィジュアル C++は初心者でこれを機会に勉強しようと思っているのですが MIDIに関する資料なく困っています。参考にすると良い書籍があれば教えて下さい。

■簡単なMIDIシーケンサ・ソフトを作ってみたいのですが、SMFフォーマット等、 よりプログラマ向きの MIDI関連書籍等を教えて頂けないでしょうか。

■エクスクルーシブデータを送受信するソフトを作ってみたいのですがなにか良い参考書をご存知ないでしょうか。

(1998.4.19)


A
MIDIにに関するプログラミングに必要な情報がすべて網羅されているか否かの判断は私にはできかねますが、 次の2冊を本屋または楽器店の書籍コーナーでご覧になってみてはいかがでしょうか。
「MIDIバイブルT −MIDI 1.0規格 基礎編−」 \3500 リットーミュージック

「MIDIバイブルU −MIDI 1.0規格 実用編−」 \3800 リットーミュージック

この二冊が、私の知る限りでは(そんなに知りませんが)最も詳細に MIDI規格について解説されているように思えます。 内容についても信頼できると思われます。
ただし、これらはあくまでもMIDI規格自体に関する解説書のため、 パソコンでのプログラミング上の考慮点などにはあまり触れられていないようです。

また、この本はいわゆるDTMの入門書ではないので、これからDTMをはじめようという方には適当でないと思います。 (持っていればいつか役に立つ時が来るとは思いますが....)




Q.18 ".mid"ではなく".lzh"という拡張子がついていて再生できません。

あるページで音楽データをダウンロードしたらファイル名のあとに 「mid」ではなく「lzh」という拡張子がついていて再生できませんでした。 あれは何なのでしょうか。

(1998.3.29)


A
とかくファイルサイズの大きさが問題視されるインターネットやパソコン通信では、 ダウンロードする方の通信時間を極力短く出来るように、 圧縮したファイルを掲載しているケースが多いのです。
圧縮の方法には下に示すような様々なフォーマットがあります。
  • ZIP
  • ARJ
  • LZH
  • ARC
  • TAR,Z,GZ,TAZ,TGZ
それぞれのフォーマットの違い等の面倒なことはさておき、日本では LHAという 圧縮/展開(解凍ともいいます)プログラム(フリーウェアです)が最もメジャーで、 このプログラムで圧縮したファイルには拡張子にlzh(lhaではありません)が付くのです。
MIDIファイル(正式にはスタンダードMIDIファイルとよび、SMFと略します)である、 と書かれているのに、ダウンロードしてみると、ファイルにlzhの拡張子が付いているということは、 lhaで圧縮したmidiファイルなのでしょう。展開(解凍)するとMIDIファイルが出てくるはずです。

LHAで圧縮した拡張子lzhのファイルを解凍することのできるプログラムには、 LHAのほかにもたくさんあります。 パソコン雑誌の付録CD−ROMにもよく入っていますので探してみてください。 なおマック版のLHAもあります。

WINDOWSの世界では、ZIP(これは拡張子もzipです) がフォーマットが事実上の世界標準という記事を何かの雑誌で読んだ事があります。 ちなみに私はzipで圧縮したSMFを掲載しています。




Q.17 一番最初に MIDIファイルを再生したときの一番最初の音符の音だけピアノの音に.....

一番最初にmidファイルを再生したときの一番最初の音符の音だけ、 設定したボイスと違うグランドピアノの音になってしまう場合があるのですが、 なぜなんでしょうか。

(1998.3.27)


A
MIDIファイルを再生したときに適切な楽器音で鳴るのは、 ファイルの最初に「XXXXXの楽器音色に切り替えなさい」という制御情報 (
プログラムチェンジ) が入っているからこそ可能なのはご存知だと思います。
このプログラムチェンジのあとに若干の空き時間を作らずに、 いきなり演奏情報が始まるようなMIDIファイルの場合に、 音色切り換えが間に合わずにピアノの音で鳴ってしまう場合があります。 なぜ、間に合わないとピアノの音になるかというと、単にMIDI音源が初期状態で は音色がプログラム番号1番の状態になっているからだと思います。 GM対応 MIDI音源では 音色番号1はピアノと定められています。
二回目以降の再生では、前回の演奏によって必要な音色に切り替わっているために 問題が発生しないのだと思います。

第三者に配布する事を目的とする MIDIファイルを作成するときは、 演奏が始まるまでの間に、最低でも1小節(実際にはこんなに必要ありませんが)程度の インターバルを置き、そこに音源を設定するための必要な情報(音色、音量、定位、エ フェクト設定等)を入れておくべきだと思います。




Q.16 MIDI音源をGMモードにすると、録音したときとは違う音で再生されてしまう。

GM演奏モードを持つモジュールタイプのMIDI音源を使用しています。 ピアノの音で演奏するように設定して演奏情報を作成したはずなのですが、 GMモードで再生すると違う音で鳴ってしまいます。

具体的に言うと pianoの音をpatch play のpreset-AのNO.20のNylon EPianoで 録音すると、再生される時にGM mode play の同じNO.20のChurch organ1で再生 されてるような気がします。
再生する時は、GM音源で再生すると前に作った曲がそのまま同じ音が 出ると説明書にも書いてあるのですが、、、、、。

(1998.3.24)


A
「GM音源で再生すると同じ音が出る」というのは、 GM音源用に作成したMIDIデ−タは、GM対応音源であれば 違う機種であっても、同じような楽器音で再生されという意味です。

GMでは「同じ楽器音」で鳴らすために音色番号ごとの音色が定められています。 この、「同じ楽器音」とは あくまでも「同じNO.の音」という意味です。
GM規格ではバンクという考え方は使えないので、Nylon EPianoの音色で 鳴らしたくてシーケンスソフトのトラックに”preset-AのNO.20の音”とバンク情報と 音色番号を指定しても設定しても、”preset-A”の部分は無視され、”NO.20の音” という情報だけが有効となります。
GM規格の20番の音は”Church Organ(あるいはそれっぽい音)”ということに なっているので、この現象はMIDI音源が正しくGMモードで動作した結果であると いえます。
再生時にGMモードを使用しなければ、この問題は回避できると思います。

GMとは、異なるメーカあるいは同じメーカであっても、ある程度同じような 音で再生できるように音色番号ごとの楽器の種類をある程度統一したものです。 ですから、GM規格内で互換性を保てるようにして作品を制作する場合は 最初からGMで定められている128種類の範囲の音だけを使用して 作品を作らなくてはなりません。
GMが有利なのは、他社のMIDI音源あるいは同じメーカであっても異なる機種で再生する場合 なので、自分で持っている同じMIDI音源で再生するだけならば、GMの制約にとらわれる必要は まったくありません。

About SMF,GM,GS,XGに関する解説

GMに関する解説




Q.15 Cubase VSTのバージョン 3.55へのアップグレードがうまくいかない

Cubase score VST 3.502をスタインバーグ社ホームページから無償で入手できるバージョン 3.55用 アップデータでアップグレードしようとしたところ、エラーになってしまう。

(1998.3.19)


A
3.55へのアップグードの際、すでに導入されているバージョンのチェックが行われるようです。 そのときに、カメオインタラクティブ社が提供している日本語版ヘルプ・ファイルがひっかかって しまうようなのです。スタインバーグ社ならびにカメオインタラクティブ社から得た情報ではありませんが、 3.55フリー・アップデータはスタインバーグ社が出荷した状態のVSTをインストールしている状態を 前提にしているようです。
スタインバーグ社ならびにカメオインタラクティブ社から得た公式な手順ではありませんが、 私の場合は以降に示す手順で上手くいきました

まず、現在インストールされている Cubaseをアン・インストールします。スタートメニューのCubaseのところに アンインストーラがあるのでこれを使用します。
なお、このアンインストールでは問題の日本語版ヘルプ Cubase.hlpは削除されません。Cubase VSTフォルダーも 残ったままになるようです。
次に、Cubase VSTフォルダーを削除します。なお、削除せずに再インストールを実施しても日本語版ヘルプが上書き されずに残ってしまうようです。
今まで使用していたVST3.502を再インストールします。このあと、カメオインタラクティブ社がVST3.502に添付している 手順にある日本語版ヘルプをコピーせずに、3.55アップデータを起動し、アップグレードを行います。




Q.14 MIDI Timepiece AV(MIDIインタフェース)を導入したら Windows95が起動しなくなった

MIDI Timepiece AV(マーク・オブ・ザ・ユニコーン社マルチポートMIDIインターフェース)のドラ イバーをインストールし、PCを再起動したところ、「このプログラムは不正な処理 を行った為....」が出て、固まってしまい、Windows95が起動しなくなってしまいました。

MIDI Timepiece AVを導入する前は、Roland SC-88VLをPCのシリアル・ポートに接続して使用していました。

(1998.3.6)


A
実はこのQの当事者は他ならぬこの私で、もしかしたら同じような事象お困りの方ま た、これからMIDIインタフェースを導入しようという方になんらかの参考になるか もしれない、と考えてこのFAQページに掲載することにしました。

【状況】

MIDI Timepiece AV(以下,MTP)(Ver.1.2.0)をPCのプリンタ・ポート(Cubase用キー・カートリッジ を経由して)に接続し、MTP同梱のドライバーを英文マニュアルの指定に従って導入 しました。
ドライバーを有効にする為にPCを再起動したところ、この事象が発生しました。そ れまで使用していたRolandシリアルポート・ドライバのバージョンは 1.10で、 これはアンインストールも無効にもせず、そのままにしてありました。
なお、ドライバー導入からPC再起動までの一連の作業はMTPの電源がONの状態で行い ました。

私のDOS/V機はPentium120MHz搭載、RAMは48Mに増設、キャッシュなし、2Gハードディスク追加の IBM Aptiva755で、内臓のサウンド・カードMwaveのMIDI関連ドライバーはすべてマルチメディアの設定上、 無効にしてありました。

【対応】

いずれにしても、PCが起動しなければなにも出来ません。 試しにMTPの電源をOFFにした状態で、PCの電源を切り、再始動を試みました。
起動の過程でMTP用ドライバーが MTPからの応答が無いのを検知して 「Retry or Cancel」 の判断を求めてくるので、これに"Cancel"を返します。 するとMTPドライバーが無効になった状態で、無事(?)PCを起動する事ができました。
もちろん、マルチメディアの設定上ではMTP用ドライバーが使用不能状態で、 かつ Rolandシリアルポート・ドライバーが正常稼動状態になっています。

試しにRolandシリアル・ポート・ドライバーを、マルチメディアのプロパティ上「このデバイスを使用しない」指定にしたうえで、 MTPをパワーONし、PCの再起動を試みたところ、PCは無事に起動し MTPも正常動作しました。
どうも、Rolandシリアル・ポート・ドライバーとMTP用ドライバーの共存は、少なくとも私の PCでは、問題があるようです。

現在(1998年3月3日)、Rolandシリアル・ポート・ドライバーの最新バージョンは V2.1なので、 こちらの方をインストールして試してみたところ、結果は同じでした。
結局 私はMTPとRolandシリアル・ドライバーの共存をあきらめ、 必要に応じてマルチメディアの設定を変更して両者を使い分ける事にしました。


MTPを導入する方のすべてがこの事象に見舞われることはないと思いますが、不幸にも発生してしまった場合は、 慌てずにMTPのパワーを OFFにしてPCを起動して、 余計な MIDIドライバーをはずして 任意のMIDIドライバをアンインストールせずに無効にする方法 を試してみましょう。

私、一時はどうなることかとあせってしまいました。

最近よくマイクロソフト社ソフトが知らない間に悪影響を及ぼすような話を耳にしますが、 私の常用 WEBブラウザーがIE4.01であることを付け加えておきます。




Q.13 MIDIファイルのプログラムは再生しているようですが、音が聞こえない。

僕のPCにはMIDI用のディバイスが2つは行っているようです。 でも1つは動くような設定がなされていますが、もう1つは「原因不明のエラーで動作できません」とゆうメッセージが出ています。

さてMIDIファイルのプログラムは再生しているようです(なぜならばPLAYボタンはしっかり動いている)が、 音がまったく聞こえないのはなぜでしょうか?
ちなみにWAVEはOKです。

(1998.2.18)


A
WAVEとは拡張子.WAVなどのデジタル・オーディオファイルの事だと思いますが、 これはMIDIファイルとはまったく性質の異なるものなので、WAVEがOKなことは、 MIDIファイルの演奏可否とは全く関係ないと思います。
たとえば、ファイルをダブルクリックした場合に開くビュアが同じメディアプレイヤ−だとしても、 拡張子.MIDの場合はMIDIデバイスのドライバーに、拡張子.WAVの場合はオーディオ・デバイスドライバーに それぞれ異なる情報が送られます。
ビュア(プレイヤ)によるのかもしれませんが、MIDIデバイスが正常に稼動していなくとも、 ビュア側は正常に動作する場合が多いのではないでしょうか。 プレイヤはMIDIデバイスが正常に発音していないのを知らずに、せっせと演奏情報をMIDIドライバー に送信しているのだと思います。

サウンドブラスター互換のオーディオ・カードが装着されているPCならば、通常は2つのMIDIデバイス が導入されていると思います。
一つは、オーディオカード自体のMIDI音源を鳴らすためのもの、もう一つはジョイスティック・ポートから 外部MIDI音源を接続する場合のインタフェース機能です。
エラーになっている方が、オーディオカード自体のMIDI音源であれば、正常なジョイスティックポ−トに 外部MIDI音源が接続されていないかぎり、音は鳴らないと思います。

エラーの原因は実機を見てみないとよく分かりません。このあたりは、他にどんなソフトやカードを 使っているかで、いろいろな原因が考えられます。まさか、ボリュームが0だ、なんてことはありませんよね?
スピーカのボリュームが0でなくとも、WINDOWS側のソフト的なボリュームが0になっているために、 音が出ない場合もあります。これは、サウンドカードのMIDI音源機能の場合ですが....




Q.12 パソコンはあるのですが、DTMを行うにあたって何をそろえればよいのかわかりません。

最近ようやくパソコンを手に入れ、なんとか使えるようになった女の子で す。前から、DTMに興味があって是非やってみたいなーと思ってます。ピアノ歴も長 いので、鍵盤入力で色々な曲をコピーしたり、アレンジしたり、作曲もしてみたいと 思ってます。

そこで、よくわからないのですが、こんな私みたいな人は何をそろえるべきでしょ うか?ミュージ朗とかのパッケージで十分なのか、CS1xや EOSなどの高い器材を買うべきなのか...。
またEOSだけでDTMはできるのですか?わかりません!?いろいろ本を読んでみても、答えはでません。
サウンドの質はそのままライブで使えるくらいが理想です。鍵盤は61鍵以上必要です。

(1998.2.5)


A
ピアノが弾けて、鍵盤入力によるコピー、アレンジ、作曲をしたいとして、 パソコンがすでにあるのであれば、基本的には次の3つを追加すればOKです。
1.シーケンス・ソフトウェア
2.MIDI音源
3.キーボード(もちろん楽器の)
ミュージ朗などのパッケージは1と2が一緒になったパッケージです(鍵盤がついているものもありますが...)。
EOSはもちろんMIDI対応なので、これは2と3が一緒になったものと考えて良いでしょう。 EOSには自動演奏機能が内蔵されているので、1も含まれると考えられなくもないのですが、 DTMというからにはシーケンスソフトは別に購入したほうが良いでしょう。

ミュージ朗シリーズの場合は61鍵以上のキーボードがパッケージされているものがない(37鍵のものはあります)ので、 別にキーボードが必要になります。そこで 以下、EOSまたは CS1xの場合で説明します。

EOSも CS1xも”音源内蔵の MIDI対応キーボード”と考える事ができるので、 パソコンに接続する形態は同じと考えて良いと思います。 あとは、音色の好み、キータッチ、デザインおよび価格面から好みのキーボードを選択すれば良いと思います。

下のページを見てください。
http://www.izmi.jp/sol/dtmsetup/sect31.html

このページの最初のほうに【接続形態別必要な物一覧】 という表があります。 今回のケースはこの表のNO.2にあたります。

もしお持ちのパソコンにサウンドブラスター互換で、 ジョイスティクポートを装備したサウンドカードが装着されているのであれば、 ”サウンド・ブラスター用 MIDIケーブル”を用意するだけでパソコンとキーボードを接続することができると思います。
このページの少し下のほうに

■パソコンと MIDI機器の接続 (キーボード(もちろん楽器の)を接続する場合の留意点)
というセクションがあるのですが、接続形態はとしては"add Keybord (with sound generator)"の図に示すパターンがもっともシンプルなものです。

あとはシーケンスソフトをインストールするのみです。初心者でも使えて、将来的にもつかえそうなシーケンス・ソフトということなら Windows環境ではまず、次の4つをあげる事ができます(ほかにもいろいろありますが...)。

1.Vision(ビジョン)−USA−
2.Cakewalk(ケークウォーク)−USA−
3.Logic(ロジック)−ドイツ−
4.Cubase(キューベース)−ドイツ−
これらはいずれも海外製(日本語版も発売されています)で、価格も5万円くらいみておいたほうが良いですが、 どれもプロユースに耐えられ、長く使えそうなものです。 まともなシーケンスソフトであれば、時代の流れに沿ったバージョンアップが行われるので、 高価ではあっても結局長く使えます。

これらの他に日本のみでかなりのシェアを占めている”レコンポーザ”というシーケンスソフトがあるのですが、 キーボードを弾いて入力する人はこれは避けたほうが良いと思います。 このソフトはステップ入力(特にテン・キーでの数値入力)が得意なソフトなのです。




Q.11 GS RESET,GM System ONおよび88 Mode setを3つとも挿入する意味は?

最近、いろんな人のMIDIデータを聴いてますと、音源リセットのSysExを入れられているのですが、 GS RESETあるいはGM System ON や 88システムモードセットを複合してあるデータを良く見受けます。 たまには3つとも記述してある人もおられますが、これは一体どういうことなんでしょうか。

確か、マニュアルには複合させないようにと書いてあったのを読んだ 気がするのですが・・・。
複合させる意味と、その場合の功罪は何かあるのでしょうか?。 (1998.1.7)


A
GM on, GS reset, Mode setを正しく理解している人は意外に少ないのではないでしょうか? 中には誤って不要に挿入している人もいるかもしれません。
(かくいうこの私の理解にも誤りがあるかもしれませんが...)

スタンダードMIDIファイル(以下 SMF)の演奏を主な目的としている MIDI音源では、 GM System on (GM on)は、'on'というよりは'RESET'が一番の目的となります。
前に演奏した曲で、モジュレーション(ビブラート)やピッチベンドが かかりっぱなしになってしまっている場合、 次に演奏する SMFの先頭に GM onが入っていれば、正しい状態で演奏を開始する事が可能となります。
(GM互換を謳っているサウンド・カードには GM onを受け付けないものもあります。)

GSまたは XG機を前提とした SMFの場合は、 GSリセットまたは XG onによって各音源を各動作モードでリセットすることができるので、 GSリセットまたは XG onの前に GM onを置く必要はありません。
しかしながら、GSならびにXGのいずれでもないユーザーのことを考えて、 冒頭に必ずGM onだけは必ず入れておく必要がある、と考える人もいます。

私もこれには賛成です。 GS対応でない音源がGSリセットを受け取ったときに、GM ONとしてのリセット のみを行う約束事が MIDI規格にあるのならば、常にGM onを挿入する必要はないのでしょうが、 そういう規格にはなっていないからです。

【GS resetとXG onの両方を挿入することの目的は何でしょうか?】

GS音源はGS resetを受け付けるとコントロールチェンジのなかのNRPNを受信可能になり、 同じようように XG音源もXG onを受けると NRPNを受信可能になります。
このとき、あくまでも GS機は GSで規定されているとおりに、XG機は XG規格で規定されているとおりに NRPNを解釈することになりますが、 実は NRPNには GSと XGで重複するものがあるのです(各メーカが互換性を謳っているわけではありませんが...)。
この重複する NRPNを利用している場合は GS/XGの互換性を考慮して両方挿入しておく、という考え方もあるのではないでしょうか。

【ではGS resetとMODE setの両方を挿入することの目的は何でしょうか?】

GS音源 88系の場合は「システムモードセット」によって、 シングルモジュールモード(MODE-1)/ダブルモジュールモード(MODE-2)の選択を行い、 同時に内部パラメータの初期化を行うようです。 この初期化がGS resetの代わりになるので両方挿入しておく必要はない、ということになるのでしょうが、 たとえば同じ GS音源であっても ダブルモジュール・モードを持たない SC55 (実際にはVSC55のMIDIインプリメンテ−ションで確認しました)には、「システムモードセット」はありません。
したがって、55系の場合は「システムモードセット」が GS resetの代用にならないわけです。


そんなわけで、本当は88系のGSモードで聴いて欲しいんだけど、88以外のGS機や非GS機、 あるいは、XG機ユーザーのことも考えて、GM on, GS reset, Mode set, XG onを全部挿入しているひとも、 中にはいるかも知れません。
私も、作成したSMFのなかに、GS用とXG用のリバーブ・タイム設定用のSYS-EXの両方を挿入しておく場合があります (これはモード設定とはちがいますが...)。


たしかに、SC88VLのアニュアル(P74)にも、モードセットは「1つの曲に...1つだけ..」とありますが、 SC88VLの取説に XGユーザーや KORGユーザーのことも考えた具体的な記述などあるはずもないので、 そう書かれているのではないでしょうか。 基本的には、必要なメッセージ間隔さえ開けておけば、問題ないと思います。

世の中にはさまざまなシーケンス・ソフトがあり、場合によっては音源の誤動作をまねく結果になる場合も考えられます。
私は以前、トラックの先頭にあるプログラムチェンジを曲の先頭に持ってきてしまうシーケンスソフトを見た事があります。 そのトラックは曲の途中から始まっているトラックなんですよ(実際のデータ構造は別にして)。 そんなこともあって、もっとも無難な選択を取説に記述しているのではないでしょうか。

ただし、MODE set(MODE-1<=>MODE-2)を複数挿入するようなことは避けたほうが良いかも知れません。 功罪は別にないと思いますが、MODEによってはGSリセットの範囲に影響があるような記述が取説にあるので、 不用意なMODE setは操作ボタンによるイニシャライズにせまられる場合が生じる可能性があるのかもしれません。

この件で、なにかご指摘のある方はメールください。






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