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【外部 MIDI機器の接続】

 関連ドキュメント:今、もっとも安価で簡単にMIDI機器をPCにつなぐ方法を考えてみる(Windows 7)
 関連ドキュメント:外付けMIDIインターフェースの導入事例〔midi express 128, Windows 7 64bit〕


■パソコンと MIDI機器の接続 (MIDIインターフェースは必要か?)

外部 MIDI音源を使う場合、パソコンのどこにどうやって接続するかが問題となります。 一般的には MIDIインターフェースを用いるのがベストではありますが、少なくとも DTMのことが良く分からない方は、 これを購入する必要はありません

あなたのパソコンに装備されているサウンド・カードがサウンド・ブラスターまたはその互換品ならば、 ジョイスティック・ポートが MIDIインターフェースの役目を果たしてくれます。 ただし、この場合、端子の形状の問題から専用ケーブルを購入する必要があります。

また、購入する外部 MIDI音源がパソコン接続用のシリアル・ポートを備えたものであれば、シリアル・ケーブルを購入し、 適切なシリアル・ポート・ドライバーを入手することによりパソコンとの接続が可能となります。


【接続形態別必要な物一覧】
NO. パソコンに何を接続するか? 接続に必要な物および留意点等
1 ソフト・シンセサイザー
(接続するわけではありませんが一応)
なにも必要ありません。あなたのパソコンにサウンド・カードが刺さっていればOKです。
2 MIDI音源モジュール
鍵盤付きMIDI音源
サウンド・ブラスター用の MIDIケーブル
(もちろんあなたのパソコンにサウンド・カードが刺さってい必要があります)
もちろん MIDIインターフェースがあれば、それにこしたことはありません。
3 シリアル・ポート付きMIDI音源モジュール
シリアル・ポート付き鍵盤付きMIDI音源
サウンド・ブラスター用の MIDIケーブル
(もちろんあなたのパソコンにサウンド・カードが刺さってい必要があります)
もちろん MIDIインターフェースがあれば、それに越したことはありません。
または
シリアル・ポート接続ケーブルとシリアル・ポート・ドライバー

シリアル・ポートが付いているからといって、MIDI接続してはならない訳ではありません。


MIDIインターフェースの要否は「安定を望む」という要件を除けば、 「何を接続するか」ではなく「どれだけの数を接続するか」で決まります。

サウンド・ブラスター互換のサウンド・カードはジョイスティク・ポートが MIDI in と MIDI outを各1系統ずつ接続出来るようになっています(専用ケーブルが必要ですが)。 従ってこれを越える数の MIDI機器の接続が必要な場合は、複数系統のポートを持つ MIDIインターフェースを用意しなければなりません。

サウンド・ブラスター用 MIDIケーブル:2,000円くらい

とりあえずこれで間に合わせて、MIDI音源をもっといっぱい繋ぎたくなったら、MIDIインターフェースの購入を検討すれば良いでしょう。

このケーブルを繋いだら、MIDIメッセージをジョイスティック・ポートに送り出すように Windows95または MIDIシーケンス・ソフトを設定しなければなりません。 下の画面の2つ目のドライバー"IBM Mwave Midiポート・デバイスの MIDI"(Aptiva 755の場合)というのがジョイスティック・ポートのことです。

詳細は→【DTMに関係のある Windowsの設定】


[スタート]→[設定]→[コントロール・パネル]

(注:上の画面ではサウンド・カード内蔵 MIDI音源が発音する状態を示しています)



もし、Windows95の設定に問題ないにもかかわらず、MIDI音源が発音しない場合(MIDIメッセージが受け渡されない)場合は、ケーブルの接続を逆にしてみてください。 当方が購入したクリエイティブ社製のサウンドブラスター用 MIDIケーブルではコネクターに刻印されている矢印の向きが、非常にわかりにくいものでした。



■パソコンと MIDI機器の接続 (キーボード(もちろん楽器の)を接続する場合の留意点)

ここでいう「キーボード・タイプ(鍵盤付き) MIDI音源」とは、MIDI端子を装備した音源内蔵のキーボードのことです。
このページをご覧の方のなかには、次に示すケースに該当する方がいると思います。そんな方や、キーボードを弾いて演奏データを作成(リアルタイム・レコーディング) したい人は、ここを一読するとよいでしょう。

  1. DTMをはじめるために鍵盤付きの MIDI音源を買った
  2. DTMをはじめるために鍵盤(音源無し)と MIDI音源モジュールをバラバラに買った
  3. その昔バンドをやっていたので押し入れの中に MIDI端子付きのキーボードがある
  4. 子どもがピアノを習っているので、家に電子ピアノまたはオルガンがある。
    背面を見ると、そこに MIDI端子があるので、折角だからパソコンにつないでみたい
  5. マスター・キーボードとして普通のシンセサイザー(鍵盤付き)を使うことにした
  6. シンセサイザーをパソコンにつないだんだけど、なんか変だ
  7. 上記のいずれかに似ているケース


サウンド・カード内蔵の MIDI音源で物足りなさを感じ、外付けの MIDIサウンド・モジュールを接続する場合は特に留意したい点はありません。 MIDIメッセージが正しくサウンド・モジュールに送られるように MIDIシーケンス・ソフトや Windows95の設定を行えば OKです。


ところが、実際に手弾きによって演奏データを作成する(リアルタイム・レコーディング)ためにキーボードを接続する場合は、 少し事情が変わってきます。

次の例は、発音機能を持たない演奏データ入力専用のキーボードを接続した例です。 すでに作成済みの MIDIファイル等を再生(Play back)する場合の MIDIメッセージの流れ(青)は MIDIサウンド・モジュールのみを接続する例と変わりませが、キーボードから弾いた MIDIメッセージもパソコンを経由してサウンド・モジュールに送られるように考慮する必要があります。
この流れが無ければ演奏しながら音をモニターすることができません。

MIDIシーケンス・ソフトでは、MIDI INから入ってきた MIDIメッセージを同時に MIDI OUTからも出力するようにする機能が用意されています。
これを、ソフト・スルーとかMIDIスルー等と呼びます。


「レコーディング時には音がでないにもかかわらず、再生時には先ほど弾いたものがちゃんと発音する」 ような場合は、このソフト・スルーが無効になっている可能性があります。

このソフト・スルー ON/OFF切り換え機能の必要性は、発音機能を持つキーボードを接続する場合に明らかになります。


鍵盤付きのシンセサイザー、クラビノーバやポータサウンド等のキーボードは、もともとスタンド・アローンで使用するためにあります。


スタンド・アローンで使用するということは、当たり前ですが鍵盤と音源部分が内部で接続されています。
内部的な接続の形態には幾つか種類がありますが、内部的にMIDI接続されている(送受信チャンネルが合っているパートを発音させる) タイプとボタン操作などで強制的に弾くパートを直結させるタイプの 2とおりが代表的のようです。


ただ、いずれのタイプであっても、鍵盤から直接音源に向う演奏情報とパソコンを経由してキーボードに返ってくる MIDIメッセージの重複を避ける必要があります。
これを避けないと、二重発音によって「音がコーラスがかっている」とか「同時発音数半減による音切れ」 が発生します。


そこで、どちらか一方を無効にする必要が生じるわけです。そのためにキーボードには自分の鍵盤(ローカル・キーボード)を音源部分から切り離す機能を持っています(持ってないものは、汎用的な使われ方を考慮した製品ではない、と解釈して良いと思います)。


すなわち、 MIDIメッセージの重複を避けるには、次のいずれかを"OFF"にすることによって、メッセージの流れを無効にする方法が考えられるわけです。


では「どちらを無効にすべきか?」ですが、これは自分で DTM使用方法に応じて判断する必要があります。
しかし当方の経験では、次の形態がもっともいろいろな使われ方に対応できる方法であると考えています。


この接続形態は、キーボード内蔵の音源部分を切り離して考え、MIDIサウンド・モジュール等と同様のレベルで扱うものです。 この形態であれば、将来の MIDI機器追加の場合にも同じ考え方を踏襲することが可能です。


■パソコンと MIDI機器の接続 (MIDI THRU端子を使用した例と MIDIパラ BOX)

MIDI対応機器には、基本的には3つの入出力端子を装備しています。信号の流れは次のようになります。 MIDI thru端子からは MIDI in端子から入ってきた MIDIメッセージがそのまま出力されます。 (キーボードを弾いた演奏情報は直接 MIDI thruからは出力されないことを留意しておく必要があります)


この MIDI thru端子を使用して、複数の MIDI機器を直列に接続し、別々にコントロールすることが可能です。 ただし、サウンド・カードを MIDIインタフェースとして使用する場合に確保できる MIDI出力はあくまでも 1系統です。



直列に幾つも MIDI音源を接続しても、同時に独立してコントロールできるパートの合計は16個となります。 7〜8年前の MIDI音源は16マルチ・パートのものはあまりありませんでした。せいぜい8マルチパート程度だったのです。

現在では16〜32パートのものが当たり前になっているため、MIDI出力が1系統である限り、MIDI thru端子を使用して複数台の MIDI音源を接続する必要性は殆どありません。


仮に、複数の MIDI音源に同じ MIDIメッセージを送信する必要が生じたとしても、 MIDI thru端子を使用した接続はあまりよろしくない、とされています。
こういう場合は同じ MIDIメッセージを複数の MIDI機器に送信するための MIDIパラレル・ボックスを使用します。
下の接続例は、上の MIDI thru端子を使用した場合と同じ事です。


■パソコンと MIDI機器の接続 (シリアル・ポートを使用した接続)

最近の MIDI音源モジュールではシリアル・ポート用の接続端子を装備するのが一般的になりつつあります。 これはパソコンの シリアルポート(COMポート)とMIDI音源モジュールを直結するものですが、 この場合 Windowsマシンでは、MIDI音源モジュールのメーカが提供するシリアルポート・ドライバーをインストールしなくてはなりません。

シリアルポート・ドライバーは次のサイトからダウン・ロードすることができます。


シリアルポート・ドライバーをインストールするとWindows側からは、シリアルポートに接続した MIDI音源をサウンド・カードの MIDI音源と同様に見ることができます。 下の画面は、16パートの MIDI音源を2系統備える MIDI音源(Roland SC-88)用にドライバーをインストールした状態を示しています。


サウンド・ブラスター用の MIDIケーブルとシリアルポート接続を併用した場合、 図のように16パートの MIDI音源を2系統装備した機種を使用すれば、 3系統の MIDI出力を完全に独立してコントロールすることが可能となります。

図では8マルチ・パートのキーボードの状態を示しているので "8+(16+16)"となっていますが、 16パートのものであれば"16+(16+16)"個のパートを独立してコントロールすることができます。


なお、YAMAHA MU80の場合、シリアル・ポート接続によって3系統の MIDI出力を扱うことができます(3つ目は MIDI thru端子にアサインされます)。 この場合、サウンド・ブラスター用の MIDIケーブルと合わせて、合計 4系統(64チャンネル)の MIDIメッセージを独立して扱うことが可能となります。

■パソコンと MIDI機器のシリアル・ポートを使用した接続(追補)


■パソコンと MIDI機器の接続 (MIDIインターフェースを使用した接続)

DTMビギナーには MIDIインターフェースは特に必要ないと思われるので、このセクションの掲載は保留しておきます。





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